LES GARCONS ET GUILLAUME, A TABLE!…不機嫌なママにメルシィ!…


監督:ギヨーム・ガリエンヌ
キャスト:ギヨーム・ガリエンヌ、アンドレ・マルコン、フランソワーズ・ファビアン、ダイアン・クルーガー、レダ・カテブ



(allcinema映画データべースよりコピペ)
コメディ・フランセーズの人気俳優ギヨーム・ガリエンヌが自身のヒット舞台劇の映画化で監督デビューを飾り、本国フランスで大ヒットした感動コメディ。自らの子ども時代をモチーフに、母親に女の子のように育てられた主人公の葛藤と心の成長をユーモラスに綴る。ギヨーム・ガリエンヌは初監督のみならず、脚本に加え、演者としても主人公と母親の2役を演じている。セザール賞では作品、主演男優を含む5部門を受賞。
 エレガントなママに憧れ、女の子のように育ったギヨーム。家族は皆、彼はゲイなんだと信じて疑わなかった。男らしくなってほしいとパパに無理やり男子校に入れられるもイジメに遭い、イギリスに留学しても男子生徒相手に大失恋。いつしか自分のセクシャリティが分からなくなり混乱していくギヨームは、本当の自分を見つめ直そうと放浪の旅に出るが…。



先月観た『イブ・サンローラン』で、サンローランのパートナーを演じたギョーム・ガリエンヌが、自己の性認識に悩む青年を熱演する本作。舞台劇を映画化という事で、主役本人が舞台上で語り手も演じるという独特のスタイルでした。
オリジナルタイトルの“LES GARCONS ET GUILLAUME, A TABLE!”とは、自他共にゲイと信じる幼少期、ママが彼とその兄弟を区別して呼びかけた言葉で、その意味は『息子たちとギョーム、ご飯よ!』。これこそ、この映画のテーマすべてを語るもので、母と息子の複雑な心理が込められています。
日本でも一時、母原病という不愉快な表現が流行しましたが、多かれ少なかれ母親の意識が子どもの成長に影響する事は否定できません。それでもこの作品は、息子ギョームの母親に対するおおらかな愛情がベースとなって、爽やかな結末を迎えます。さすが、カトリックの国フランス、母親に対する敬意と愛情は不滅なのね。いささか回りくどいストーリーですが、マザコンという言葉が色褪せて感じられる、小洒落たフランス映画でした。

ギョーム・ガリエンヌが演じるママが、ちょっぴり身勝手で、でも、とてもエレガント。あんな風に歳をとりたいな…。
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  •   15, 2014 23:30
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