BIG EYES…ビッグ・アイズ…

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監督:ティム・バートン
キャスト:エイミー・アダムス、クリストフ・ヴァルツ、ダニー・ヒューストン、ジョン・ポリト、クリステン・リッター、ジェイソン・シュワルツマン、テレンス・スタンプ




(allcinema 映画データベースよりコピペ)
60年代にモダン・アート界で大きなブームを巻き起こし、その後思わぬ一大スキャンダルへと発展した絵画“ビッグ・アイズ”シリーズを巡る画家夫婦の驚きの実話をティム・バートン監督で映画化。主演は「魔法にかけられて」「アメリカン・ハッスル」のエイミー・アダムスと「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」のクリストフ・ヴァルツ。
 1958年。離婚を決意したマーガレットは、幼い娘ジェーンを連れて家を飛び出す。女手一つで娘を育てるため、サンフランシスコのノースビーチで似顔絵描きを始めたマーガレット。彼女はそこで口が上手く社交的な男性ウォルター・キーンと出会い、結婚する。ある日、マーガレットの描く瞳の大きな子どもの絵が、ひょんなことから世間の注目を集めるようになる。するとウォルターは、その“ビッグ・アイズ”を自分の絵と偽り売りまくる。それを知り抗議するマーガレットだったが、口八丁手八丁のウォルターにまんまと言いくるめられてしまう。以来、世間にもてはやされるウォルターの陰で、黙々と絵を描き続けるマーガレットだったが…。







今回はこちら、“TOHOシネマズ渋谷”にて鑑賞。一時話題になった某ドーナツ店の看板も見えますね。

水曜レディースデイでしたが大き目のハコは3~4分程の入り。平日昼間の日常風景かな…。

作品は実話に基づく絵描き夫婦の仰天物語。
自由の国アメリカは、いまでこそ男女同権・離婚大国となっていますが、1950~60年代は夫は仕事・妻は専業主婦がデフォルト。離婚もさほど一般的ではなく、女性は家庭内で夫の手厚い保護を受け、社会の荒波に揉まれる事を良しとしない風潮が歴然とあったとか。このお話も、正にそんな社会背景をあぶりだす夫婦間闘争の歴史そのものでした。
夫のゴーストペインターを演じるエイミー・アダムスよりも、姑息な野心家の夫を演じたクリストフ・ヴァルツの熱演がすばらしい。芸達者な彼はこういう捻れた小悪人キャラクターを生き生きと演じますね。特に終盤、法廷での猿芝居が最高です。

昨年日本でもゴーストコンポーザー(作曲家)が話題にのぼりましたが、これは、万人に受け入れられるべくプロデュースされたモノに抵抗無く飛び付く私たち一般大衆がいるからこそ成り立つ愚行。今作品でも、そんな大衆心理を突いた夫のマーケティングが誇張された形で登場します。
残念ながら、芸術も売れてこそ初めて傑作と呼ばれる側面が有り…。できれば常に本質を見際める眼を持ちたいものです。
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  •   29, 2015 20:00
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