The Book of Eli …ザ・ウォーカー…



最終戦争後、すべての文明社会が崩壊した荒野を舞台に、世界で唯一残ったある本を西へ運ぶ人物を描く物語。原題は文字通り“イーライの本”。

キャッチコピーやトレイラーを見る限り、てっきり近未来SFアクション映画かと思いきや、これ、ちょっと違う映画だった。
圧倒的な存在感とキレの良いアクション、説得力ある演技で、この映画のすべてを支える主役のデンゼル・ワシントンが、抜群にカッコイイ。ああこの人、こんなに良い役者だったんだと改めて得心。今年のトニー賞で最優秀主演男優賞を獲得したのもうなずける。
敵役のゲイリー・オールドマンも、久々に救いようの無い悪役を怪演。なまはんかな善人なんかやってないで、彼はやっぱりこうでなくっちゃ。

で、肝心の映画なんだけど、内容に触れるとすべてネタバレにつながってしまうので、いささか具合が悪いです。主人公の運ぶ本の正体は、割と早い時期に判るけれど、彼自身の持つ秘密が明かされる終盤のドンデンに、驚く人は多いと思う。
セピア色とも、モノクロームとも違うくすんだ色彩や、スタイリッシュな映像、サスペンスタッチのストーリーとアクションシーンの無理の無い融合等等、優れた点の多いこの映画。西洋(?!)独特のテーマになじめない人も居るだろうけれど、ワタシは◎と思います。
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  •   22, 2010 19:39
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