THE SALT OF THE EARTH…セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター…

監督:ヴィム・ヴェンダース、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
キャスト:セバスチャン・サルガド




(allcinea映画データベースよりコピペ) 
「ベルリン・天使の詩」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ヴェンダース監督が、ブラジル出身の世界的報道写真家セバスチャン・サルガドの偉大な足跡と、新たなプロジェクト“GENESIS(ジェネシス)”に込めた彼の想いに迫るドキュメンタリー。共同監督はサルガドの長男ジュリアーノ・リベイロ・サルガド。世界各地を巡り、貧困や飢餓、紛争といった人間社会の闇に鋭く切り込む作品で数々の賞を受賞してきたサルガド。しかしルワンダ内戦で心に深い傷を負い、彼は故郷ブラジルに戻る。そして、建築家の妻レリアとともに破壊された森林を再生する環境保護活動を始める。やがて再び写真と向き合ったサルガドは、2004年から地球そのものをモチーフに、その原初の姿を捉えるプロジェクト“GENESIS(ジェネシス)”に取りかかる。本作は、そんなサルガドの人生と数々の作品群を、本人の解説とともに振り返っていく。




経済アナリストとしてアフリカ各地を巡った後、報道写真家に転じたセバスチャン・サルガド。上映館のル・シネマには彼の作品が数点展示されており、その特徴的なモノクロ写真には、撮影者の主張というよりはその美意識が強く感じられる。恐らくは、薄っぺらな同情や共感を寄せ付けない厳しい現実を目の当たりにし、すべての雑感を削ぎ落とした末に撮影された映像なのだろう。

数々の優れた報道写真を生み出した彼が、心を病んだ末に地球へのメッセージを綴るプロジェクト”ジェネシス”をスタートさせる経緯を語る姿には何の気負いもなく、そしてその姿を見守る共同監督・長男ジュリアーノの眼差しには温かいものを感じる。『人間は地球の塩だ』という言葉と共に大自然を育む地球へ回帰する彼の作品は、この上なく美しく力強い。そこにあるのは圧倒的な美しさを湛える大地のみ。。。
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  •   19, 2015 21:00
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