BOY CHOIR…ボーイソプラノ ただひとつの歌声…

監督:フランソワ・ジラール
キャスト: ギャレット・ウェアリング、ダスティン・ホフマン、キャシー・ベイツ、エディ・イザード、ケヴィン・マクヘイル、ジョシュ・ルーカス、デブラ・ウィンガー



(allcinema映画データベースよりコピペ) 
問題児だった少年が、ひとつの出会いをきっかけに、“ボーイ・ソプラノ”としての才能を開花させ、自らの運命を切り開いていく姿を描いた感動ドラマ。出演は主人公の少年役にオーディションで選ばれた新人ギャレット・ウェアリング、その人生の師となる厳格な教師役に名優ダスティン・ホフマン。監督は「レッド・バイオリン」「シルク」のフランソワ・ジラール。
 12歳の少年ステットは、母親との2人暮らし。複雑な家庭環境のせいで心が荒み、学校ではトラブルばかりを起こす問題児。せっかく彼の才能を高く買う校長が国立少年合唱団のオーディションの場を手配してくれたのに、それをドタキャンしてしまう。そんなステットのもとに、母の事故死の知らせが届く。葬儀の場で初めて顔を合わせた裕福な父親は彼を引き取ることを拒否し、代わりに多額の寄付金を用意して、国立少年合唱団の付属学校に転入させる。そこでステットを待っていたのは、クラスメイトからのいじめと、厳格で知られるベテラン教師カーヴェルの厳しい指導だったが…。



はい、今作もベテラン俳優と子役のコンビが織りなすヒューマンドラマです。
が、しかし前投稿の『ヴィンセント…』とはチト違って、少々湿っぽい。主人公は、事故死するアル中母親と認知はしたものの隠し子存在の発覚を恐れるセレブ父、というダブルの不遇を背負う少年。そして彼を待ち受けるのが演奏家崩れの合唱指導者というトリプルパンチ。そもそも、この超センチメンタルな設定の上塗りが陳腐すぎる、苦手だあ。その上、この指導者を演じるダスティン・ホフマンがイケてない。屈折した人格の描き方が余りに中途半端で、これじゃあ説得力ゼロでしょ。

という訳で、作品の出来としてはダメダメですが、ニュージャージー州プリンストンに実在するアメリカ少年合唱スクール(ABS)をベースとした合唱シーンは秀逸。特に専門的な指導風景は、音楽をちょいと仕事にしていた者にとっても納得のリアリティがありました。長い人生のうちで、ほんの数年間しか享受できない至宝を与えられた少年たちの、ひとときの輝きは一見の価値アリと思います。
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  •   13, 2015 17:28
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