1001 GRAM …1001グラム ハカリしれない愛のこと…

監督:ベント・ハーメル
キャスト:アーネ・ダール・トルプ、ロラン・ストケル、スタイン・ヴィンゲ




(allcinema映画データベースよりコピペ)
「キッチン・ストーリー」「ホルテンさんのはじめての冒険」のベント・ハーメル監督が、重さの定義となっている“キログラム原器”をモチーフに贈るハートウォーミング・ヒューマン・コメディ。何事にも杓子定規な女性科学者が、次々と予期せぬ事態に見舞われていく中で、いつしか凝り固まっていた心が解きほぐされていくさまを優しく見つめる。主演はノルウェーの人気女優アーネ・ダール・トルプ。
 ノルウェーの国立計量研究所に勤める女性科学者、マリエ。スキージャンプ台の長さからガソリン給油機のメーターまで、あらゆる計測のエキスパート。しかし私生活では結婚生活が破綻したばかりで何やら波乱含み。そんな矢先、研究所を束ねる父アーンストが心臓発作で倒れてしまい、マリエは父の代理として“キログラム原器”を持ってパリの国際セミナーに出席することに。やがてそこで、パイという名のフランス人男性と知り合うマリエだったが…。



厳密なキログラム原器の呪縛に囚われたかのように、原器を見つめる美しいヒロインの横顔。まるで現代アート作品を思い起こさせる閑静な住宅地の俯瞰図に、モデルルームのように生活感のない居室。そんな芸術作品を丁寧に一枚一枚重ねるような映像は静謐な空気を醸し出し、セリフの少ない脚本と相まって、ヒロインの頑な心理を丁寧に描いていく。

抑揚のないストーリーを退屈と感じるか奥深いと感じるかは、観る者それぞれの解釈に委ねられますが、鳥の鳴き声に導かれ自然の豊かさと向き合うチャンスを得たヒロインの表情が緩やかに和らぐ様は、ささやかな感動を間違いなく伝えてくれます。

原器をめぐるヒロインの心の旅を、ほんの少しのアイロニーをスパイスに、パリの風景に重ね合わせた小粋な作品です。ああ〜、またパリに行きたくなっちゃた〜〜〜!
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  •   18, 2015 00:21
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