INEQUALITY FOR ALL…みんなのための資本論…

監督:ジェイコブ・コーンブルース
キャスト:ロバート・ライシュ




(allcinema映画データベースよりコピペ)
ビル・クリントン政権下では労働長官も務め、今もカリフォルニア大学バークレー校で教鞭を執るアメリカを代表する経済学者ロバート・ライシュ。アメリカの経済がいかに急速に格差を拡大させ、富の大半をごくわずかな富裕層に集中させる不公平なシステムになってしまっているかを明らかにし、経済が回っていくかは中間層の分厚さにかかっていると説き、変革の必要性を訴える。本作は、一貫して格差問題に取り組み続けるロバート・ライシュの経済理論を、身近な問題を通してわかりやすく解説した経済ドキュメンタリー。



アメリカのドキュメンタリー作品が続きます。
今年はじめ、フランスの経済学者トマ・ピケティによる著書『21世紀の資本』が出版され、一大センセーションを巻き起こしました。その内容とは、富の資本家への蓄積を生み出す要因を資本収益率と経済成長率の関係式をもって明らかにし、その解決法として累進課税の富裕税を世界的規模で導入する事を提案するものです。
一方、同じ経済格差・富の集中を、ロバート・ライシュ氏がより具体的な観点から解説する本作では、アメリカで税負担率の逆転が中間層の家計を圧迫している事を示し、まさしくオリジナルタイトルの『NEQUALITY FOR ALL (全ての人にとっての不公平)』の解消を訴えます。そう、漠とした庶民の抑鬱感を解きほぐすかのように。。。

資本主義の根本的弱点が露呈した現在の状況では資本家の圧倒的優位は揺るぎなく、問題解決への道は険しいものとなっていますが、経済成長ありきの前提に立つのならば、その担い手である中間層の底上げを目指す事は必須。ピケティ氏の理論とライシュ氏の提言がいつしか具体化するよう願わずにはいられません。

しかし、爛熟期を迎えたかのようにみえる経済至上主義。果たして、次にやって来るのは。。。
スポンサーサイト
  •   30, 2015 21:00
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment