SAINT LAURENT…サン・ローラン…

監督:ベルトラン・ボネロ
キャスト:ギャスパー・ウリエル、ジェレミー・レニエ、ルイ・ガレル、レア・セドゥ、ヘルムート・バーガー、アミラ・カサール、エメリーヌ・ヴァラーデ、ミシャ・レスコー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ヴァレリー・ドンゼッリ、ジャスミン・トリンカ、ドミニク・サンダ



(allcinema映画データベースよりコピペ) 
若くしてファッション界の頂点に登り詰め、そのままトップに君臨し続けた天才デザイナー、イヴ・サンローランの知られざる素顔を、創造の苦しみと闘い続けた60年代後半からの激動の10年間に焦点を当てて描いた伝記ドラマ。主演は「ロング・エンゲージメント」のギャスパー・ウリエル、共演にジェレミー・レニエ、レア・セドゥ。監督は「メゾン ある娼館の記憶」のベルトラン・ボネロ。
 1967年、パリ。次々と革新的なコレクションを発表し、時代の寵児となったイヴ・サンローランは、公私共にパートナーのピエール・ベルジェが進める拡大路線によって過密スケジュールを余儀なくされていた。1971年、新たなインスピレーションを求めてモロッコに旅立ったイヴだったが、帰国後の新作コレクションは批判の嵐にさらされてしまう。やがてアイデアが浮かばず極度のスランプが続く中、カール・ラガーフェルドの愛人でもあるジャック・ド・バシェールとの危険な情事に溺れていくイヴだったが…。





本年2作目のサンローラン伝記作品。前作は、儚くも脆いガラス細工のような彼のキャラクターを、公私にわたっての生涯のパートナーであるピエール・ベルジュの眼差しで語るスタイリッシュな作品でした。
それとはうって変わって、本作はサンローランの同性愛者としての生き様を忌憚無くさらけ出す、生々しい作品です。当然レイティングはR15+。しかし、ここまでの作品が日本で堂々と公開されるようになったのか…といささか面食らいました。
毎年、新作のコレクションを生み出し続けなければならないデザイナーにとって、モード界でのプレッシャーは想像を絶するもの。サンローランが若き天才として君臨し続けるために現実逃避を余儀無くされる姿は痛々しく、また鬼気迫るものがあります。それでも、私たちはエレガントで美しい世界から目を反らすことはできません。

美を求める人間の性を、あらためて感じさせてくれる作品でした。
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  •   10, 2015 22:21
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