Pawn Sacrifice…完全なるチェックメイト…

監督:エドワード・ズウィック
キャスト:トビー・マグワイア、ピーター・サースガード、リーヴ・シュレイバー、マイケル・スタールバーグ、リリー・レーブ、ロビン・ワイガート



(allcinema映画データベースよりコピペ)
米ソ冷戦時代に、国の威信を懸けた世界選手権でソ連の王者に歴史的な勝利を挙げてアメリカの英雄となった天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの数奇な人生を、世界王者に輝いた世紀の対局における緊迫の攻防を軸に描いた伝記ドラマ。主演は「サイダーハウス・ルール」「スパイダーマン」のトビー・マグワイア。共演にピーター・サースガード、リーヴ・シュレイバー。監督は「ラスト サムライ」「ラブ&ドラッグ」のエドワード・ズウィック。
 1972年、アイスランドのレイキャビクでチェスの世界王者決定戦が開催された。冷戦下にある米ソの直接対決となったこの一戦は、両国の威信を懸けた代理戦争として大きな注目を集めた。ソ連はこのタイトルを24年間も保持し続けていた。現チャンピオンのボリス・スパスキーも冷静沈着で完全無欠な絶対王者。対する挑戦者のアメリカ代表は、IQ187の天才にして我が道を突き進む自信家のボビー・フィッシャー。常人の理解を超えた突飛な思考で数々の奇行を繰り返し、周囲を困惑させることもしばしばだった。そんな中、世界中が注目する世紀の一戦が幕を開けるのだったが…。




ボビー・フィッシャーの名前を知ったのは、親子の葛藤を描く『ボビー・フィッッシャーを探して』という名の映画作品でした。そこには失踪した米国史上最高の天才チェスプレーヤーという伝説があるのみで、彼自身が登場するどころか、彼の人間性が語られる事さえも無かったはず。
チェスの何であるかを全く知らない私が言うのはおこがましいけれど、あらゆる可能性を読み解き、無数に(近い数だけ)存在する前例を検索する能力を極限まで高める努力を怠らないチェスプレーヤーって、一種のサイコパスと紙一重と言えるでしょう。そんなプレーヤーを、トビー・マクガイヤがあのつかみどころのない飄々とした風情で怪演する。一方で、ライバルのスパスキーを演じるリーブ・シュライバーの独特の威厳も見逃せません。チェスのルールを凌駕した両者の演技合戦はスリルとサスペンスを醸し出し、たとえルールを知らずとも、たとえ結末がわかっていようとも、見る者を緊迫の心理戦にぐいぐい引き込んでいきます。

キャスト達の熱演と共に、スティーブン・ナイトの脚本の上手さに感服。って、この人、『イースタン・プロミス』『ハミングバード』『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』も書いてる脚本家でした。いずれもお気にの作品ばかり、道理でね…。


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  •   25, 2015 23:30
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