TROIS SOUVENIRS DE MA JEUNESSE…あの頃エッフェル塔の下で…

監督:アルノー・デプレシャン
キャスト:カンタン・ドルメール、ルー・ロワ=ルコリネ、マチュー・アルマリック、アンドレ・デュソリエ、ディナーラ・ドルカーロワ、ピエール・アンドロー、オリヴィエ・ラブルダン、エリック・リュフ、テオ・フェルナンデーズ、リリー・タイエブ、ラファエル・コーエン、クレマンス・ル・ギャル、メロディー・リシャール、フランソワーズ・ルブラン




(allcinema映画データベースよりコピペ)
「そして僕は恋をする」「クリスマス・ストーリー」のアルノー・デプレシャン監督が、マチュー・アマルリックを20年前の「そして僕は恋をする」と同じ役名で主演に起用して贈る追憶のドラマ。中年の主人公がある出来事をきっかけに、若き日の冒険譚やほろ苦い初恋の思い出を回想していくさまをノスタルジックに綴る。主人公の青年時代とヒロインにはともに新人のカンタン・ドルメールとルー・ロワ=ルコリネを抜擢。
 長い外国暮らしから久々にフランスへ帰国した人類学者のポール。空港でパスポートのトラブルに巻き込まれ、足止めを食らう。彼と同じ名前のパスポートがもう一通存在するというのだ。取り調べが進むうち、高校時代に親友のマルクと行ったソ連で、ユダヤ人を助けるためにパスポートを盗まれたと偽り、再発行していたことを思い出す。やがて彼は、エステルとの初恋の記憶をも呼び覚ます。パリの大学に通うポールは、妹の同級生で地元ルーベではアイドル的存在だったエステルのハートを射止める。パリとルーベで離れて暮らす2人は毎日のように手紙を書きつづり、互いの恋心を確かめ合うのだったが…。




とにかく、ヒリヒリと心の古傷に滲みる恋愛映画、まさしく分析好きなフランス映画です。元ネタの『そして、僕は恋をする』を観てはいなくとも、過去の恋愛を鮮明に追想する様子は一定の年齢を超えた者にとっては、かなりイタい。それでも、そうせずにはいられない主人公の生真面目さが眩しいですね。

作品の構成を見れば、『若かりし頃の三つの思い出』という意味のオリジナルタイトル通り、ギクシャクした親子関係を語る幼少期、ソ連での際どい政治活動をやってのける高校時代、遠距離恋愛に悩む大学時代のという三つのエピソードが語られ、それらを挟むように現在の主人公の有り様がプロローグとエピローグとして描かれる。
最も瑞々しい恋愛エピソードのオチを晒すエピローグのえげつなさにいささか悪意を感じますが、反面フランス人の恋愛至上主義を見る思いでした。いやはや、正しく生きるって事はなかなか厳しいですな。。。
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  •   29, 2015 23:00
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