SHE'S FUNNY THAT WAY…マイ・ファニー・レディ…

監督:ピーター・ボグダノヴィッチ
キャスト:オーウェン・ウィルソン、イモージェン・プーツ、キャスリン・ハーン、ウィル・フォーテ、リス・エヴァンス、ジェニファー・アニストン、オースティン・ペンドルトン、シビル・シェパード、リチャード・ルイス、ジョージ・モーフォゲン、イリアナ・ダグラス、テイタム・オニール、マイケル・シャノン、クエンティン・タランティーノ




(allcinema映画データベースよりコピペ)
 「ラスト・ショー」「ペーパー・ムーン」の名匠ピーター・ボグダノヴィッチ監督が、「ブロンドと柩の謎」以来13年ぶりに手がけた映画作品。元コールガールの人気女優をヒロインに、彼女を巡って一癖も二癖もある男たち女たちが織りなす、複雑に絡まり合った愛憎の行方をユーモラスに綴る群像ロマンティック・コメディ。出演はイモージェン・プーツ、オーウェン・ウィルソン、キャスリン・ハーン、ウィル・フォーテ、リス・エヴァンス、ジェニファー・アニストン。
 ニューヨークのとあるバーでインタビューを受ける新進のハリウッド女優イザベラ・“イジー”・パターソン。コールガールからどうやって女優になったのか、との不躾な質問にも、顔色ひとつ変えることなく答えるイジー。それは、ある奇特なお客との出会いに始まる。紳士的な彼は“この仕事を辞めるなら、君に3万ドルをあげよう”と奇妙な申し出をする。これを受け入れ、コールガールを辞めたイジーは、夢だった女優の道を目指し、舞台のオーディションに挑む。ところが、その舞台の演出家アーノルドは、偶然にも彼女に3万ドルをプレゼントしてくれた例のお客だった。まさかの再会に動揺するアーノルドを尻目に、みごとな演技で役をつかみ取るイジーだったが…。





ピーター・ボグダノヴィッチ監督の『ペーパー・ムーン』は、確か初めて一人で観た映画。ずいぶん昔の話だけれど、ライアン・オニールとテイタム・オニールの実親子が共演したんで話題になってたよな。
そのボグダノヴィッチ監督の最新作『マイ・ファニー・レディ』は、一風変わった若手女優の回想録。登場人物の複雑な人間関係が、ストーリーの展開と共に次第に明らかになっていく常道の群像劇ですが、とにかくセリフが多くて人の出入りが多くて騒がしくって忙しい。これをドタバタと言ってしまえばそれまでだけれど、賑やかな街ニューヨークという舞台設定にマッチした、大人のための恋愛コメディでした。

元コールガールの女優を巡っての恋の鞘当てもさる事ながら、主人公アーノルドが3万ドルの大金をプレゼントしつつ放つ恋の決め台詞『ナッツをリスにあげてもいいじゃない?』が何とも洒落てて楽しい。実は古典的作品『小間使い』からの引用だそうですが、この落とし文句が軽妙な役柄を得意とするオーウェン・ウィルソンにぴったりで、しかもあちらこちらで同じ手を使ってるって事がポイント。
そんなとてつもなく広がっちゃったカオス状態を、いったいどう収束させるのかと心配にさせておいて、最後はまんまと隠し球を登場させチャンチャン!さすが、名匠監督といったところです。穏やかなお正月気分に華を添えるにぴったりの、エンターテイメント作品でした。
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  •   02, 2016 23:00
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