Black Mass…ブラック・スキャンダル…

監督:スコット・クーパー
キャスト:ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ、ロリー・コクレイン、ジェシー・プレモンス、ケヴィン・ベーコン、ピーター・サースガード、ダコタ・ジョンソン、コリー・ストール、デヴィッド・ハーバー、ジュリアンヌ・ニコルソン、アダム・スコット、ジュノー・テンプル




(allcinema映画データベースよりコピペ)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「ローン・レンジャー」のジョニー・デップが、FBIの最重要指名手配犯となった実在する伝説のギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを体当たりで熱演し評判を呼んだ衝撃の実録犯罪ドラマ。ボストンを舞台に、極悪非道なバルジャーとFBI捜査官の間で交わされた禁断の密約の実態と、次第に狂気が暴走していくバルジャーが手を染めた恐るべき悪行の数々を描き出す。共演はジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ。監督は「クレイジー・ハート」「ファーナス/訣別の朝」のスコット・クーパー。
 1975年、サウスボストン。アイリッシュ系ギャングのボス、ジェームズ・バルジャーは、イタリア系マフィアと激しい抗争を繰り広げていた。一方、弟のビリーは、州の有力政治家として活躍していた。そこに、バルジャーの幼なじみジョン・コノリーがFBI捜査官となって戻ってきた。折しもFBIはイタリア系マフィアの掃討を目標に掲げており、功名心にはやるコノリーは、バルジャーにある提案を持ちかける。それは、バルジャーがFBIの情報屋となり敵の情報を流す代わりに、FBIは彼の犯罪を見逃す、という驚愕の密約だったのだが…。





なんと、実録モノ4連投。。。


あのアルカイダの指揮官オサマビン・ラディンに次ぐ高額な懸賞金がかけられていた凶悪犯ジェームズ・ホワイティ・バルジャー。デカプー主演の『ディパーテッド』に登場したジャック・ニコルソンの役柄は、このホワイティをモチーフにしたとされていますが、2011年の逮捕後その罪状について現在も係争中です。

元々ジョニデは、ファンの期待を裏切る役柄を演じる事を是とする俳優。今作でもその狙いは的中し、薄毛のカツラにリアルなメイクアップで凶悪犯の不気味なキャラを嬉々として演じる様は、まさに彼の真骨頂です。
一方でFBI捜査官コノリーを演じたジョエル・エドガートンも好演。幼馴染みのホワイティと手を組んだ真意はコノリー本人のみが知るところですが、正義感と心の絆と出世欲とを綯交ぜにした曖昧な野心を巧く表現しています。

しかし、そもそもイタリアンマフィアとアイリッシュ犯罪集団との抗争があっての上での密約なので、当時のボストンの社会情勢を理解しないと物語の本質を理解する事は難しい。本作ではそのあたりの描写をすっ飛ばしている点が致命的で、残念ながら俳優陣のキャラ立ちだけを楽しむ作品となってしまいました。




最後にひとこと。実はバルジャー兄弟の間には相互不可侵という暗黙のルールがあったようで、作品中でも弟ビリー役のベネディクト・ガンバーバッチの出番は意外に少ない。犯罪者と政治家と捜査官という図式を強調するキャッチコピーは、観客動員を企む意図がミエミエ。ホント、こういうの止めて欲しい。。。
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  •   02, 2016 23:00
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