99 homes …ドリームホーム 99%を操る男たち…

監督:ラミン・バーラニ
キャスト:アンドリュー・ガーフィールド、マイケル・シャノン、ティム・ギニー、ノア・ロマックス、ローラ・ダーン、クランシー・ブラウン、ウェイン・ペレ、ニコール・バレ、J・D・エヴァーモア、カレン・モス




(allcinema映画データベースよりコピペ)
ごく普通のアメリカ市民が、極端な格差社会が生み出した不合理な仕組みに翻弄され、ささやかな平穏な人生さえも奪われていくさまを鮮烈に描き出した社会派ドラマ。主演はアンドリュー・ガーフィールドとマイケル・シャノン。共演にローラ・ダーン。監督は「グッバイ ソロ」「チェイス・ザ・ドリーム」のラミン・バーラニ。
 若いシングルファザーのデニス・ナッシュ。母と小学生の息子と3人暮らしの彼は不況で職を失い、やがて自宅を差し押さえられてしまう。警察を伴い現われた不動産ブローカーのリック・カーバーは、有無を言わさぬ冷徹さで立ち退きを迫る。やむを得ず、母と息子を連れてモーテルに引っ越したデニス。必死に職を探すが、なかなか見つからず途方に暮れる。そんな彼に仕事を与えてくれたのは、皮肉にも彼を我が家から追い出した張本人のカーバーだった。家族の大切な家を取り戻すためならどんなことでもすると覚悟を決めたデニスは、カーバーの下でモラルを無視した商売に手を染め、大金を稼ぐようになっていくのだったが…。






1月に入って以来、株価の下落が止まらず、リーマンショックの再来かと世界的な不況の影が見え隠れする昨今ですが、あの時、ザブプライムローンの餌食となり多くの一般市民が住む家を失う結果となりました。本作品は、そんな社会現象を背景に、ささやかな幸せを守ろうとする人々を蹂躙する圧倒的な資本力の現実を描いています。

見所は一つ。冷徹な不動産ブローカーを演じたマイケル・シャノンの強烈な存在感。格差社会の荒波の中で、勝者であり続ける事を辞さない事業家の決意が全てを凌駕する。ベクトルの方向は歪んでいるとはいえ、強いメンタルこそが事を成すというビジネスの常識を提示してくれます。
アンドリュー・ガーフィールドを主役に据えた時点で、ストーリーの帰結点がある程度見えてはいるのですが、予測通り良心の苛責に耐えかねて一気に自己崩壊する展開は大いに既視感アリでした。彼の繊細さを売りにするのは止めて、ボツボツ違った使い方をすれば良いのにな。

随分捻った所見を敢えて言えば、あそこはやはり、事業家として一気にダークサイトに転じ、日々自己欺瞞と闘うのが定石ではないでしょうかね。薄っぺら感傷は誰も救えないのだから。。。








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  •   03, 2016 23:30
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