The Martian…オデッセイ…

監督:リドリー・スコット
キャスト:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、ジェフ・ダニエルズ、マイケル・ペーニャ、ケイト・マーラ、ショーン・ビーン 、セバスチャン・スタン、アクセル・ヘニー、キウェテル・イジョフォー





(allcinema映画データベースよりコピペ) 
科学的考証を駆使したリアリティあふれるサバイバル描写と常にユーモアを忘れない主人公のポジティブなキャラクターや、熱く感動的なストーリー展開が日本でも話題を呼んだ傑作ハードSF『火星の人』をリドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で映画化。火星ミッション中に不運が重なり、死んだと思われたままたった一人で火星に取り残されてしまった主人公が、科学の知識と科学の知識と不撓不屈の根性、底抜けのユーモアを武器に、その絶体絶命の状況からの地球帰還を目指して繰り広げる過酷なサバイバルの行方を描く。
 人類3度目となる火星の有人探査計画“アレス3”は、いきなり猛烈な砂嵐に見舞われ、ミッション開始早々に中止を余儀なくされる。さらに、クルーの一人で植物学者の宇宙飛行士マーク・ワトニーが、撤収作業中に折れたアンテナの直撃を受けて吹き飛ばされ行方不明に。事故の状況から生存は絶望視される中、リーダーのメリッサ・ルイスは他のクルーの命を優先し、ワトニーの捜索を断念して急ぎ火星から脱出する。ミッションの行方を見守っていた地球でもNASAのサンダース長官が、ワトニーの悲しい死を全世界に発表する――。ところが、ワトニーは奇跡的に命を取り留めていた。しかし、通信手段は断たれた上、次のミッション“アレス4”が火星にやってくるのは4年後。一方、生存に不可欠な水も酸素も残りわずかで、食料すらもたった31日分。そんな絶望的な状況にもかかわらず、決して希望を失うことなく、目の前の問題を一つひとつクリアしていくワトニーだったが…。







懐かしきディスコミュージックをBGMに、火星でひとりぼっちの能天気サバイバル。科学的根拠に裏付けされた思考こそが身を助くる言われればそれまでですが、この状況下でワトニー飛行士が発狂しないでいられるのは彼が能天気だからと言わざるを得ません。不撓不屈の根性って要するに鈍感力?セロトニン過剰?

本作はそんな主人公を熱演したマット・デイモンの一人勝ち。彼もいつの間にか演技派になってたのね、と改めて認識しました。そして、ユーモラスなサバイバル生活に緩んだ観客の意識を覚醒させるかのごとく、シリアスなアクシデントを絶妙に配置するストーリー展開に、オリジナル小説の奥深さを感じます。火星の地表を俯瞰する映像も一見の価値あり。絶望的な状況のもと、全世界が一致団結するストーリーはハリウッド宇宙モノの定石ですが、今回は最後の救世主となるのが中国の宇宙技術という点が新機軸。ある意味これも随分能天気な話だよなあ。感動作ではなく、あくまでもコメディ・アドベンチャーとして評価したい作品でした。

邦題の”オデッセイ”は、長期の旅行、知的な探求の意。片やオリジナルの "the martian" は火星人。どっちのタイトルを選ぶかは好みによりますが、セロトニン過剰で火星環境に適応していく主人公の様はまさに火星人の名にふさわしいかと。
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  •   12, 2016 15:00
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