Les Souvenirs…愛しき人生のつくりかた…

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監督:ジャン=ポール・ルーヴ
キャスト:アニー・コルディ、ミシェル・ブラン、シャンタル・ロビー



(allcinema映画データベースよりコピペ)
パリとノルマンディを舞台に、夫に先立たれたおばあちゃんが、それぞれに悩みを抱えた息子と孫と織りなす家族3世代の物語を心温まるタッチで綴る人生ドラマ。主演はフランスの国民的歌手のアニー・コルディ。共演に「仕立て屋の恋」のミシェル・ブラン、TVを中心に活躍する若手マチュー・スピノジ。監督は俳優としても活躍し、これが監督長編3作目のジャン=ポール・ルーヴ。
 最愛の夫をなくしたばかりのマドレーヌは、パリの小さなアパルトマンでひとり静かに暮らしていた。3人の息子を育て上げ、それなりに充実した人生を過ごしてきたマドレーヌ。今も、大学生の孫ロマンのことが可愛くてしょうがない。そんなある日、マドレーヌが突然倒れて入院する事態に。大事には至らなかったものの、ひとり暮らしは心配と、息子のミシェルは兄弟と相談してマドレーヌを老人ホームに入居させることに。退屈なホーム生活に不満が募るマドレーヌ。ある時、足繁く通ってくれるロマンから、息子たちがアパルトマンを勝手に売り払っていたこと知り憤慨、ホームから姿を消してしまう。そこでロマンは彼女を探す旅に出るのだったが…。




オリジナルタイトル"les souvenir"は、記憶・思い出・回想の意。パリに暮らすおばあちゃんは、息子たちの愚行に反旗を翻し、自らの記憶を辿る旅に出る。彼女がノルマンディーで本当は何をしたかったのか定かではないけれど、彼女のバイタリティーは息子や孫にとっては人生のカンフル剤となり、結果フランス映画にしては随分とユルいオチに軟着陸しました。主役のアニー・コルディの佇まいがなんともチャーミングで上品。彼女の周りでアタフタする息子役ミシェル・ブラン(あれ?某パティシエと同じ名前?)のきめ細やかな演技も悪くない。やわらかな空気の中で家族について考えるには良い作品だと思います。

しかし実際、いわゆる第一線を退いたとされる高齢者の生き方を誰がハンドルするのか…。日本には"老いては子に従え"という古い格言があるけれど、それはひと昔もふた昔も前の、老人が少数派で右肩あがりの現役世代が親世代を敬う余裕のある時代の話。今や、親のプライドを重んじるどころか、自分のプライドを維持する事も難しい時代になっちゃった。それぞれがもたれ合ってる場合じゃない。高齢者よ自律せよ!って思うのは私だけ?まあ、決して他人事ではないですwa。







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  •   09, 2016 15:00
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