ROOM…ルーム…

ルーム
監督:レニー・アブラハムソン
キャスト:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョーン・アレン、ジョーン・ブリジャース、ウィリアム・H・メイシー、トム・マッカムス




(allcinema映画データベースよりコピペ)
 エマ・ドナヒューのベストセラー『部屋』を「ショート・ターム」のブリー・ラーソン主演で映画化した衝撃と感動のサスペンス・ドラマ。7年間もひとつの部屋に監禁されているヒロインと、その間に生まれ、部屋の中しか知らない5歳の息子が辿る予測不能の運命を描く。監督は「FRANK -フランク-」のレニー・アブラハムソン。
 5歳の誕生日を迎えたジャックは、狭い部屋に母親と2人で暮らしていた。外の景色は天窓から見える空だけ。母親からは部屋の外には何もないと教えられ、部屋の中が世界の全てだと信じていた。2人はある男によってこの部屋に監禁されていたのだった。しかし母親は真実を明かす決断をし、部屋の外には本物の広い世界があるのだとジャックに教える。そしてここから脱出するために、ついに行動を開始するのだったが…。



あちこちのレビューで絶賛されている『ルーム』。ほんの数週間前、日本でも中学生の長期監禁事件が明るみに出たばかりで、自ずと関心の集まる作品となりました。そんな理由からか、午後遅めの上映会にも関わらず、劇場は結構な入り。まあほとんどは高齢者ですが…。

あのマイケル・ファスフェンダーが、終始でっかい被り物を纏って主演した奇作『FRANK -フランク-』のレニー・アブラハムソン監督が、きめ細やかな心理描写を追求し、見事な人間ドラマを作り上げました。
監禁生活から続く脱出劇のサスペンスが秀逸なのはもちろんですが、それ以上に、解放後の社会復帰を目指す親子の描写が実に巧みで、そして何より監督の眼差しが暖かい。表面的な事件解決で終わらせない意欲的な構成は、私たちに二重の感慨をもたらし、あらためて人間の社会性を問う作品となっています。

親子を演じたブリー・ラーソンとジェイコブ・トレンブレイの熱演も相まって、人間の本質の奥深さを見事に描いた良作。今年一番の超オススメ作品なので、ぜひ見てもらいたい。。。




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  •   12, 2016 17:00
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