SICARIO…ボーダーライン…

ボーダーライン
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャスト:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ヴィクター・ガーバー、ジョン・バーンサル、ダニエル・カルーヤ、ジェフリー・ドノヴァン





(allcinema映画データベースよりコピペ)
メキシコの麻薬組織壊滅を目的とする特殊チームにスカウトされた正義感あふれるFBI女性捜査官が、突然放り込まれた麻薬戦争の最前線で目の当たりにする衝撃の実態をリアルかつ極限の緊張感で描き出した社会派サスペンス・アクション。主演は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラント、共演にベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン。監督は「灼熱の魂」「プリズナーズ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
 FBIの誘拐即応班を指揮する女性捜査官、ケイト・メイサー。ある日その活躍が認められ、メキシコの麻薬組織“ソノラ・カルテル”の壊滅と最高幹部マヌエル・ディアスの拘束という極秘任務を帯びた特殊部隊にスカウトされる。こうしてリーダーの特別捜査官マット・グレイヴァーやコンサルタントとしてチームに同行する謎のコロンビア人アレハンドロともに国境を越えてメキシコのフアレスに向かったケイト。しかしそこで待っていたのは、正義や法の手続きなどが一切通用しない、暴力のみが支配する麻薬戦争のあまりにも深い闇だった。





超法規的措置。かつて外交の世界で度々登場した言葉ですが、最近は余り耳にする事がなくなりました。恐らく、そんな言葉が表沙汰になる事もなく、超法規的なミッションが敢行されている???などと、穿った見方をしたくなりますが、はい、それはもう、昨今の超高速情報化社会にあっては当然の事かもしれません。それこそ、大義の前では個人や一般社会の正義など黙殺されるのでしょう。

ベネチオ・デル・トロが今作に劣らない怪演を見せた作品『トラフィック』は、メキシコからの麻薬密輸の実態に迫るものでしたが、今作は麻薬組織が牛耳るメキシコ社会の混乱を描き出し、それは正に戦場の様相。アメリカ国内での単独活動が許されないCIAの担保としてスカウトされたヒロインの正義と戸惑いは、拡大化を続けるメキシコ麻薬戦争の前では、いかにも矮小で儚い。毒を持って毒を制するという現実路線が、独り歩きする事のないように願うばかりです。こんな現実を突きつけられれば、あのドナルド・トランプ氏の壁建設論も、あながち否定できないモノなのかもしれない。



『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で凛々しい女性兵士を演じたエミリー・ブラントが、今回も果敢にガン・アクションを披露。戦う女性の鑑の様な佇まいに、惚れ惚れしちゃう。やっぱり、強い女性はカッコいい。。。
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  •   22, 2016 21:00
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