THE EICHMANN SHOW…アイヒマン・ショー…

the eichmann show
監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ
キャスト: マーティン・フリーマン、アンソニー・ラパリア、レベッカ・フロント、アンディ・ナイマン、ニコラス・ウーデソン



(allcinema映画データベースよりコピペ)
1961年にイスラエルで開かれた“アイヒマン裁判”を撮影し、世界にホロコーストの真実を伝えたテレビマンたちの実話を映画化したドラマ。歴史的TVイベントの舞台裏を通して、幾多の困難を乗り越え、世紀の裁判のTV放映を実現させた男たちの葛藤と信念を描き出していく。出演はマーティン・フリーマン、アンソニー・ラパリア、レベッカ・フロント。監督は「アンコール!!」のポール・アンドリュー・ウィリアムズ。
 1960年、ユダヤ人絶滅計画を推し進めたナチ親衛隊の将校アドルフ・アイヒマンが逃亡先のアルゼンチンでイスラエル諜報機関により拘束される。その後、彼はイスラエルへ移送され、エルサレムの法廷で裁かれることに。アメリカの若き敏腕プロデューサー、ミルトン・フルックマンはこの裁判のTV放映権を獲得、監督に赤狩りで職を失っていた米国人ドキュメンタリー監督レオ・フルヴィッツを起用するなど一流のスタッフを編成し、万全の体制で本番に臨もうと意気込む。そんな彼らの前には、思いも寄らぬ数々の困難が待ち受けていたのだが…。





『ホビット』シリーズでで人気を得たマーティン・フリーマンが、これまでにないシリアスな演技を見せてくれる社会派ドラマです。本作は、収容所の実録フィルムと生還者の証言を織り交ぜながらホロコーストの実態を描く一方で、裁判実況フィルムを制作する側の二人の人物にスポットを当て、この裁判の本当の意味を追求します。
フリーマン演じるプロデューサーのミルトンがあくまでも公正な実況フィルムを求めるに反して、撮影監督のレオはアイヒマンという人物像を掘り下げる事に執念を燃やし、彼の表情から一時も目を離す事が出来ない。そこには、"このアイヒマンが凡庸な一般人であるはずがない、否あってはならない、さもなくば誰もがアイヒマンになり得る"というレオの危機感が端的に描かれ、私達に強く問いかけます。戦争のなせる狂気という一面的な捉え方ではなく、人間に潜む根源的な狂気にも目を向けた、重い作品でした。


イスラエルにおけるニュルンベルク裁判と呼ばれたこの裁判実況フィルムは、撮影と同時に各国へ即時空輸されたとの事ですが、ナチスドイツの同盟国だった日本には送られたのかしら…と気になるところです。




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  •   29, 2016 18:00
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