LOVE IS STRANGE…人生は小説よりも奇なり…

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監督:アイラ・サックス
キャスト:ジョン・リスゴー、アルフレッド・モリナ、マリサ・トメイ、ダーレン・バロウズ、チャーリー・ターハン、シャイアン・ジャクソン、マニー・ペレス、クリスティナ・カーク、エリック・タバック、クリスチャン・コールソン




(allcinema映画データベースよりコピぺ)
長年連れ添ってきたゲイの熟年カップルが、同性婚合法化を機に正式に結婚するも思わぬ逆風にさらされ、改めて世間の厳しい現実に気づかされるさまと、それでも変わらない2人の深い愛情を描いた感動のヒューマン・ドラマ。主演は「ガープの世界」のジョン・リスゴーと「フリーダ」のアルフレッド・モリナ。共演にマリサ・トメイ。監督は「あぁ、結婚生活」のアイラ・サックス。
 ニューヨークのマンハッタン。画家のベンと音楽教師のジョージは、連れ添って39年になるゲイのカップル。法律の改正によってニューヨーク州でも同性婚が認められ、ついに念願叶い晴れて正式に結婚した2人。周囲にも祝福され、これまで以上に幸せな新婚生活が始まると思いきや、同性婚を理由にジョージは勤めていたカトリック系の学校をクビになってしまう。2人は瞬く間に経済的に追い込まれ、長年暮らしたアパートメントを出なければならなくなる。こうして新婚早々離ればなれとなり、それぞれに肩身の狭い居候生活を余儀なくされるベンとジョージだったが…。





熟年カップルが主役の作品が続きます、が、今回はゲイカップル。しかしさすがアメリカ、ニューヨークです。主人公たちの周りでは、彼らの結婚に反対する者はなく、お役所でも同性婚の彼らが差別される事はありません。まあ、おそらくアメリカといっても、南部の保守的な地域ではこんな日常は存在しないとは思うけれど、それでも多様な価値感を受け入れる土壌を感じ取る事ができます。

ところが、この結婚に対してカトリックの教義が立ちはだかり、そのうえ、不動産売却の落とし穴(深くは触れられてはいませんが…)が彼らの生活を破綻させる。要するにこの作品のポイントは熟年カップルの結婚にあるのではなく、高齢者の経済的破綻にあるのです。理解者に囲まれ決して社会から孤立している訳ではないけれど、居場所を失った彼らを襲う疎外感は例えようがない。。。ジョン・リスゴーとアルフレッド・モリーナのベテラン二人が主人公カップルの愛と哀しみを実に巧みに醸し出しています。

誰ひとりとして悪い人は登場しない、実に柔らかで暖かいドラマですが、自分達にもやがて訪れるであろう老齢と孤独に、つい身構えたくなる切ない作品でした。
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  •   06, 2016 18:00
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