La vie moderne…モダン・ライフ…



このポスターとこのタイトル、おまけにフランス映画とくれば、ちょっとお洒落な人生ドラマ…かなと思いたいけど、それがどうして全く別物、地味ぃ~~~なドキュメンタリー映画だった。

南仏の辺鄙な山あいの村、セヴェンヌ。映画は、ここで農業を営む人々へのインタビュー映像で構成されている。写真家&ドキュメンタリー映画作家として評価の高いレイモン・ドゥパルドン(よく知らない…です)の長編映画だそうで、真摯で率直なその切り口が、寒村農業の厳しい現実を映し出す。

先進国でありながら農業国でもあるフランスのその豊かさは、パリ周辺に広がる美しく広大な農地とマルシェに並ぶ色とりどりの農産物からも垣間見ることができるが、特産物を持たない山村では華やかな農業経営とはまったく無縁。後継者不足、資金不足に悩む農民たちの飾らない表情が、モダン・ライフとは遠くかけ離れた彼らの人生を静かに語っている。
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  •   14, 2010 00:33
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