TRUMBO…トランボ 八ウッドに最も嫌われた男…

トランボ
監督:ジェイ・ローチ
キャスト:ブライアン・クランストン、アドウェール・アキノエ=アグバエ 、ルイス・C・K、デヴィッド・ジェームズ・エリオット、エル・ファニング、ジョン・グッドマン、ダイアン・レイン、マイケル・スタールバーグ、アラン・テュディック、リチャード・ポートナウ、ダン・バッケダール、ジョン・ゲッツ、ミッチェル・サコックス、メーガン・ウルフ、クリスチャン・ベルケル、ディーン・オゴーマン、ロジャー・バート、ヘレン・ミレン




(allcinema映画データベースよりコピペ)
1940年代から50年代にかけてアメリカで猛威をふるった赤狩りによってハリウッドを追われながらも、偽名で活動を続け、「ローマの休日」など数々の名作を世に残した不屈の脚本家ダルトン・トランボの苦難と復活の軌跡を映画化した感動の伝記ドラマ。いわれなき汚名による迫害に屈することなく己の信念を貫いた男の物書きとしての矜持を、愛する家族との強い絆の物語と共に描き出す。主演はTV「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストン。監督は「ミート・ザ・ペアレンツ」のジェイ・ローチ。
 第二次世界大戦が終結し、米ソ冷戦体制が始まるとともに、アメリカでは赤狩りが猛威をふるう。共産主義的思想は徹底的に排除され、その糾弾の矛先はハリウッドにも向けられる。売れっ子脚本家だったダルトン・トランボは、公聴会での証言を拒んだために議会侮辱罪で収監され、最愛の家族とも離ればなれとなってしまう。1年後、ようやく出所したトランボだったが、ハリウッドのブラックリストに載った彼に仕事の依頼が来ることはなかった。そんな中、家族を養っていくためにB級映画専門のキングス・ブラザース社から格安の仕事を請け負い、偽名で脚本を書きまくるトランボだったが…。




ハリウッドの黄金期に吹き荒れた"赤狩り"は、ついこの間公開された、コーエン兄弟の『ヘイル・シーザー』でも重要なプロットとして登場しました。チャニング・テイタム演じる共産党支持俳優が、迎えに来たソビエト軍の潜水艦に乗り込むなんつう仰天のエピソードまであったっけ。。。

実はこの"赤狩り"、そんな軽い扱いをするべき代物ではなく、ハリウッド映画史の中でも黒歴史とも呼ぶべき汚点で、この嵐の中、何千人という映画関係者が共産主義支持者として不当に制裁を受けました。
本作は、"ハリウッド・テン"と呼ばれた共産主義支持者の中心人物、ダルトン・トランボの不屈の半生を、実に真面目に実にリアルに描いています。そこには、信念を持つ者の強さと大らかさが示され、そこから生まれる柔軟な適応力こそが正義を成し、さらに、その成された正義が大いなる赦しをももたらすという、壮大な人間ドラマが語られるのです。

ちょっと大仰な表現になってしまいましたが、数々の名作を生んだ天才脚本家の半生は、映画好きには堪らないハリウッドの裏エピソードに溢れ、強烈な印象を残します。トランボを演じたブライアン・クラストンの渋い演技もさる事ながら、妻役ダイアン・レインの細やかな表現、そして、敵役のコラムニスト、ヘッダ・ホッパー役のヘレン・ミレンの怪演が見事。超オススメ作品です。
スポンサーサイト
  •   29, 2016 15:21
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment