SULLY…ハドソン川の奇跡…


監督:クリント・イーストウッド
キャスト:トム・ハンクス、アーロン・エッカート、ローラ・リニー、アンナ・ガン、オータム・リーサー、ホルト・マッキャラニー、マイク・オマリー、ジェイミー・シェリダン、ジェリー・フェレーラ、モリー・ヘイガン、ヴァレリー・マハフェイ




(allcinema映画データベースよりコピペ)
2009年にニューヨークで旅客機がハドソン川に不時着し、世界中で大きなニュースとなった奇跡の生還劇に秘められた知られざる実話を、「ミリオンダラー・ベイビー」「アメリカン・スナイパー」の巨匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎えて映画化した感動ドラマ。離陸直後に両翼のエンジンが止まってしまう非常事態の中、サリー機長が瞬時の冷静な判断と卓越した操縦テクニックで、乗客乗員155人全員の命を救うまでの緊迫の一部始終と、その後の“英雄”サリーを待ち受けた過酷な試練の行方を描く。共演はアーロン・エッカート、ローラ・リニー。
 2009年1月15日。乗員乗客155人を乗せた旅客機が、ニューヨークのラガーディア空港を離陸した直後に鳥が原因のエンジン故障に見舞われ、全エンジンの機能を失ってしまう。機体が急速に高度を下げる中、管制塔からは近くの空港に着陸するよう指示を受けるが、空港までもたないと判断したチェズレイ・“サリー”・サレンバーガー機長は、ハドソン川への不時着を決断する。そしてみごと機体を水面に着水させ、全員の命を守ることに成功する。この偉業は“ハドソン川の奇跡”と讃えられ、サリーは英雄として人々に迎えられた。ところがその後、サリーの決断は本当に正しかったのか、その判断に疑義が生じ、英雄から一転、事故調査委員会の厳しい追及に晒されるサリーだったが…。






『機長の的確な判断によって墜落を免れた旅客機が、極寒のハドソン川に不時着水した』というニュースが世界中を駆け巡ったのがおよそ7年前。そうか、もう7年も経つのか…。
その英断を絶賛され一躍ヒーローとして話題の中心人物となったサレンバーガー機長も、その一方で厳しい社内調査と国家運輸安全委員会(National Transportation Safety Board)による事故調査を受け、その判断の妥当性を問われる事となる。本作品では彼を含め、世間の賞賛と調査での嫌疑の間で揺れ動く人々の姿を描いていく。


乗客乗員全員が生還するという、めでたい結果に終わったとはいえ不時着水は明らかに事故なので、ならば、事実確認と原因究明の為に、詳しい調査が行われて当然。しかしここで問題となったのは、コンピュータの解析と操縦シミュレーションにより導き出された推論が優先され、初めから結論ありきの姿勢で事故調査が進められる点です。ヒューマンエラーを疑うのであれば、調査に人的要因を加味すべきだ、というシンプルな視点を忘れがちな風潮を、イーストウッド監督はキッパリと否定する。いかにも彼らしい主張だわ。人命を背負っての操縦は、淡白なビデオゲームとは全く別の物なのですよ。。。

長尺作品が多い彼にしては短めの96分間で、伝えたい事全てを直球勝負で投げかける、その巧みな構成が光る作品です。特に、終盤の調査委員会の描写は見応えがあり、最近は凡庸な演技の多いトム・ハンクスもかなり真面目に取り組んでいるのがわかりますyo。




はい、本作品で今年100本目となりました。過去最速ペースです。残り3ヶ月余りで何本いけるかな。。。

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  •   25, 2016 18:06
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