Correspendence…ある天文学者の恋文…

天文学者
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
キャスト:ジェレミー・アイアンズ、オルガ・キュリレンコ、ショーナ・マクドナルド、パオロ・カラブレージ、アンナ・サヴァ、イリーナ・カラ




(allcinema映画データベースよりコピペ)
「ニュー・シネマ・パラダイス」「鑑定士と顔のない依頼人」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が一人の天文学者とその恋人を主人公に贈るミステリー仕立てのロマンティック・ストーリー。主演は「運命の逆転」「リスボンに誘われて」のジェレミー・アイアンズと「007/慰めの報酬」「オブリビオン」のオルガ・キュリレンコ。
 著名な天文学者エドとその教え子エイミーは恋人同士。しかし2人の親密な関係は周囲には秘密にされていた。そんなある日、大学の講義に出席したエイミーは、エドが4日前に亡くなっていたことを知る。悲しみに暮れるエイミーだったが、その後もエドからの手紙や贈りものが届き続ける。その謎めいたメッセージに戸惑いつつも、彼が暮らしていたエディンバラや、かつて2人で時間を過ごしたイタリア湖水地方のサン・ジュリオ島などを巡り、彼が遺した謎に向き合っていくエイミーだったが…。









なんともベタな恋愛映画でしたが、この作品の凄いところは、天文学者とその学生が哲学的思考を共有しつつ、時間と場所を越えて愛を語る事です。宇宙とはかくもロマンチックな存在なのか…と錯覚せざるを得ません。愛を語りあう二人が疎ましくもあり、羨ましくもあり。。。

己の死の後も愛する人に固執する主人公エドは、見ようによっては実に身勝手で自己中心的です。残された者はどうしたって現実を受け入れ生きていかなければならないのに、その行く手を阻むかのような数々の仕掛けを残すとは、これはもう禁じ手以外の何物でもありません。いささか過激な表現になりますが、"立つ鳥跡を濁さず"の言葉通り、一切の痕跡を残さず立ち去るのが死者のせめてもの思い遣り。残された者は、自らの為だけに追想にふけるのが、正しい在り方です。大丈夫、何も遺さずとも想いは必ず残ります。。。



冷徹な印象を持っていたジェレミー・アイアンズは、実に上手く年齢を重ね、味わい深い役者さんになりました。相手役のオリガ・キュリレンコも、飾り気を排除し知性的な役柄を好演。照れ臭くて、なんだかんだと文句を付けてみましたが、私好みの恋愛映画です。。。(笑)

スポンサーサイト
  •   28, 2016 18:14
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment