THE MAN WHO KNEW INFINITY…奇蹟がくれた数式…

数式
監督:マシュー・ブラウン
キャスト: デヴ・パテル、ジェレミー・アイアンズ、デヴィカ・ビセ、スティーヴン・フライ、トビー・ジョーンズ、ジェレミー・ノーサム、ケヴィン・R・マクナリー、エンゾ・シレンティ





(allcinema映画データベースよりコピペ)
「スラムドッグ$ミリオネア」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」のデヴ・パテルがインドの天才数学者ラマヌジャンを演じた伝記ドラマ。独学で数学を学んだラマヌジャンが、異国の地イギリスへと渡り、文化の違いに苦しみながらも、著名な数学者G・H・ハーディ教授と数学を通じて友情を育み、強い絆で結ばれていく感動の実話を描く。共演にジェレミー・アイアンズ、トビー・ジョーンズ。監督は本作が長編2作目のマシュー・ブラウン。
 数学に魅せられ独学で学ぶインドの青年ラマヌジャン。事務員として働きながら、孤独な研究を続けていた彼は、自らの成果を認めてもらおうと、著名な学者たちに手紙を送るが、まるで相手にしてもらえない。そんな中、ただ一人、イギリスの名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのG・H・ハーディ教授がその内容に興味を示し、彼を大学に招くことに。こうして結婚したばかりの妻をインドに残し、期待を胸に単身渡英したラマヌジャンだったが、植民地の出身で学歴のない彼は周囲から色眼鏡で見られてしまう。しかも直感で定理や公式がひらめくラマヌジャンにとって、その数式の証明の必要性を力説するハーディの要求がどうしても理解できない。次第に2人の間の溝は深まり、ますます孤独に苛まれていくラマヌジャンだったが…。





文系選択ながら高校で数IIIまで履修してた当時、悪戦苦闘の連続で結局最後まで数学の美しさや奥深さに触れる事は出来なかった。今思えば、高校の受験数学なんて要は暗記科目で教師の誰一人として数学の本質を語ることは無かったよね。。。


本作の主人公ラマヌジャンは正に天才肌の数学者で、神の啓示を受けたかの如く次々と新しい定理と公式を唱える。数学としての検証や証明という作業は彼にとって全く意味を持たず、トリニティカレッジでの一連の研究活動は、恐らくそれまで経験した事の無い難行苦行だったに違いない。

本作品で描かれる様に、出自や学歴を理由に突きつけられる差別や偏見そして文化の違いが、彼に大きな苦悩をもたらしたには違いない。しかしそれ以上に、女神の囁きに導かれ運命を成すことを使命とした天才の、埋めようの無い孤独と憔悴が痛々しい。
『私にはもう何も失うものが無い...』。良き理解者であろうと努めたハーディ教授の心に、ラマヌジュマンのこの言葉はどう響いたのだろうか。夭折した天才を思うにふさわしい作品だった。





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  •   26, 2016 23:24
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