Remember…手紙は憶えている…

tegami
監督:アトム・エゴヤン
キャスト: クリストファー・プラマー、ブルーノ・ガンツ、ユルゲン・プロフノウ、ハインツ・リーフェン、ヘンリー・ツェーニー、ディーン・ノリス、マーティン・ランドー




(allcinema映画データベースよりコピペ)
「スウィート ヒアアフター」「白い沈黙」のアトム・エゴヤン監督が「人生はビギナーズ」のクリストファー・プラマーを主演に迎え、アウシュヴィッツを生き延びた老人の復讐の旅路を描いたサスペンス・ドラマ。70年前にナチスに家族を殺された主人公が、認知症による記憶障害に苦しみながらも、友人から託された手紙を頼りに復讐へと向かう壮絶な旅の顛末をサスペンスフルに綴る。共演はマーティン・ランドー。
 最愛の妻に先立たれ、認知症も日々悪化していく90歳の老人ゼヴ。ある日、友人のマックスから1通の手紙を託される。そこには、目覚めるたびに記憶を失ってしまうゼヴのために、彼が果たそうとしていたある使命が詳細に綴られていた。2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、ともに家族を収容所の看守に殺されていた。しかも、その犯人は身分を偽り、今ものうのうと生き延びていたのだ。手がかりは“ルディ・コランダー”という名前で、容疑者は4人にまで絞り込まれている。そこで車椅子で体の自由が利かないマックスに代わり、手紙とかすかな記憶を頼りに、たった1人で復讐へと旅立つゼヴだったが…。







老人問題をテーマとする作品は数多くあれど、本作はどの作品も及ばない強烈な老人ドラマ、そして、強烈な復讐劇だった。

アトム・エゴヤン監督作は、とにかく暗くて重い。しかも、人物描写がエグい。あんまり健全じゃ無いけど、でもそこが私のツボにはまって、ぐっと引き込まれる。今回もそうだった。でも実は、ラストのドンデンを当初から予測してました。しかし、それでも、ああやっぱり…と失望する事は無い。要するに、それだけドラマとして完成度が高いということです。

認知症の進んだ主人公ゼヴの心の闇、彼を操る友人マックスの揺るぎない執念が混ざり合い、未だ消えることの無いホロコーストの悲劇をあぶり出す。旅路の果てに訪れる救いようのない結末は、実は彼らの心に平穏をもたらす唯一の最善だったのかもしれません。

主役のクリストファー・プラマーの演技が最高です。マーチン・ランドー、ブルーノ・ガンツとシブい面子が脇を固める佳作でした。恐るべし、老人力。。。
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  •   10, 2016 16:00
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