TALE OF TALES /IL RACCONTO DEI RACCONTI…五日物語-3つの王国と3人の女…

五日物語
監督:マッテオ・ガローネ
キャスト:
サルマ・ハエック ロングトレリス国の女王
ジョン・C・ライリー ロングトレリス国の王
ヴァンサン・カッセル ストロングクリフ国の王
トビー・ジョーンズ ハイヒルズ国の王
シャーリー・ヘンダーソン インマ
ヘイレー・カーマイケル ドーラ
ビビー・ケイヴ ヴァイオレット
ステイシー・マーティン 若きドーラ






(allcinema映画データベースよりコピペ)
「ゴモラ」のマッテオ・ガローネ監督が17世紀初頭に書かれた世界最初のおとぎ話『ペンタメローネ 五日物語』を映画化した大人のファンタジー・ドラマ。3つの王国を舞台に、自らの欲望に絡め取られた女たちが辿る恐ろしくも奇想天外な物語の顛末を、幻想的な映像美で描き出す。出演はサルマ・ハエック、ヴァンサン・カッセル、トビー・ジョーンズ、ジョン・C・ライリー。
 3つの国が君臨する世界。ロングトレリス国。不妊に悩む女王を心配した国王は“魔法使い”の助言に従い、自らの命と引き換えに海の怪物を仕留める。怪物の心臓を食した女王は、たった1日で男の子を出産するのだったが…。ストロングクリフ国。人目を避けて暮らす老婆の姉妹。好色な国王は偶然耳にした姉の歌声に心奪われ、若く美しい娘に違いないと思い込む。やがて不思議な力で若さと美貌を取り戻した姉は、王宮へと召されるが…。ハイヒルズ国。まだ見ぬ大人の世界に憧れを抱く王女。早く結婚したいと国王にせがむと、なんと醜い巨漢男に嫁ぐハメになってしまうのだったが…。








まさしくオトナの為のダークファンタジーでした。
見知らぬ水中生物、パックリと開いた傷口、生血滴る内臓を喰らう女王、老醜を晒す姉妹、巨大化したノミ、猛獣のような巨漢、生首を持ち帰る王女、、、。いやはや、その醜悪な描写は枚挙にいとまがありません。

しかしどのエピソードも醜く美しく、そして人間が孕む愛情と欲望を究極の形で表現しています。これを見るに、無償の愛なんつうモノは所詮上っ面の綺麗事で、むしろ貪欲な業(ごう)のほうがよっぽど真理に近いと思ってしまう。
正直に自分のエゴを貫き通す事を恐れず生きる事は、ある意味正しいのかもしれません。別の言い方をすれば、人間とはかくも哀しい生き物なのか…。まあ、こんな風に言い放つ私もかなり病んでいる?と、胸に手を当て、あらためて感じいった次第です。

人生を斜めに、若しくは後ろ向きに眺める事を厭わない人にオススメの作品でした。良い子は決して見ないでね。。。(笑)
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  •   06, 2016 22:27
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