SUFFRAGETTE…未来を花束にして

未来を
監督:セーラ・ガヴロン
キャスト:キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム・カーター、ブレンダン・グリーソン、アンヌ=マリー・ダフ、ベン・ウィショー、ロモーラ・ガライ、フィンバー・リンチ、ナタリー・プレス、サミュエル・ウェスト、ジェフ・ベル、エイドリアン・シラー、モーガン・ワトキンズ、メリル・ストリープ



(allcinema映画データベースよりコピペ)
 100年前の英国で女性の参政権を獲得するために立ち上がった名も無き女性たちの勇気ある行動を「17歳の肖像」「華麗なるギャツビー」のキャリー・マリガン主演で映画化した社会派ドラマ。それまで社会に対して無頓着だった一人の若い女性労働者が、“サフラジェット”と呼ばれるラジカルな運動を展開した女性闘士たちとの出会いを通じて政治に目覚め、過激な女性参政権運動へと身を投じていくさまを描く。共演はヘレナ・ボナム・カーター、メリル・ストリープ。監督は長編劇映画2作目となる女性監督のセーラ・ガヴロン。
 1912年、ロンドン。夫と同じ洗濯工場で働く24歳の女性モード。幼い息子を抱え、劣悪な環境の中、男性よりも安い賃金でより長時間の労働を強いられる過酷な仕事にもかかわらず、この職場しか知らない彼女にとっては、それが当たり前のことだった。そんなある日、街で女性の参政権を求めるWSPU(女性社会政治同盟)の過激な抗議活動に遭遇する。この“サフラジェット”との出会いが、のちに自分の運命を大きく変えることになるとは、この時はまだ思いもしなかったモードだったが…。




素朴な疑念の積み重ねと思いがけない偶然に導かれ、過激な運動員として生まれ変わるヒロインは、恐らく架空の人物なのでしょう。その誰でもない一小市民の一挙手一投足が、当時の女性達が置かれた劣悪な社会構造を如実にあらわしています。二人の女性首相が誕生しているイギリスも、ほんの100年前は『気分屋で心の平静を欠く女性には、政治的判断に向かない』などという発言が公然とまかり通る超差別社会だった事に驚きを隠せません。
今や、男性女性に次いで、LGBTという第3の立場が認知される様になりましたが、それでも根源的な男女差別は残っており、男性女性問わず、お互いの性差を客観的に認め合う適正な価値観を築く事が強くもとめられています。

いつの時代も、社会変革を求める人々が過激な行動に走る事は避けられないのか、価値観の変節の裏には多くの犠牲が付き纏うものなのか、実にやるせない思いの募る作品でした。
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  •   03, 2017 11:33
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