LA LA LAND…ラ・ラ・ランド…

ララランド
監督:デイミアン・チャゼル
キャスト:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド、ローズマリー・デウィット、ソノヤ・ミズノ、J・K・シモンズ





(allcinema映画データベースよりコピペ)
「セッション」のデイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリングとエマ・ストーンを主演に迎えて贈る本格ミュージカル・ラブストーリー。大きな夢を抱いてLAへとやって来た男女の出会いと甘く切ない恋の行方を、カラフルかつマジカルなミュージカル・シーンと、夢と現実の狭間で苦闘する主人公2人の葛藤のドラマを織り交ぜほろ苦くもロマンティックに綴る。
 夢を追う人々が集う街、ロサンゼルス。女優志望のミアは映画スタジオのカフェで働きながら、いくつものオーディションを受ける日々。なかなか役がもらえず意気消沈する彼女は、場末のバーから流れてくるピアノの音色に心惹かれる。弾いていたのは、以前フリーウェイで最悪な出会いをした相手セブだった。彼も自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいという夢を持ちながらも、厳しい現実に打ちのめされていた。そんな2人はいつしか恋に落ち、互いに励まし合いながらそれぞれの夢に向かって奮闘していくのだったが…。






日本時間の2月27日、いよいよ来週月曜日に第89回アカデミー賞授賞式が開催されますが、今年の作品賞候補9作品のうち日本で公開済みなのは、この『ラ・ラ・ランド』1作のみ。本作品は史上最多タイのノミネートを果たし大本命との評判が高いので、授賞式直前の2/24(金)に駆け込み公開した、という興行会社の意図がミエミエです(笑)が、そんな思惑を抱きつつ初日の夕刻、劇場へ。プレミアム・フライデー効果か結構な混雑ぶりでした。


率直に申し上げます。はい、これ、ハリウッドドリーム万歳!のコテコテエンタメ作品でした。こりゃあ業界人ウケ間違いなし、成る程オスカー審査員がベタ褒めするわけだよ。だって物凄く良くできてるもん。ショウビズ界の表と裏をミュージカルという甘~いオブラートに包み込み、若者の夢の軌跡をテンポよく語るストーリーは"達者"という言葉がよく似合う。そう、実にソツがないのです。特に、走馬灯の様に綴られる終盤のアナザーストーリーにグッとくる人は多いと思います。古き良き時代のミュージカルへのオマージュ込めつつ、自己実現と成功の狭間に厳然と立ちはだかる矛盾にも目を向けた巧みな脚本は、きっと業界の玄人さん達も認めたに違いありません。

が、一般人向けのエンタメ作品としてはどうでしょう。挫折と成功は使い古されたテーマだし、ひと昔前のミュージカル仕様には違和感もある。主役の二人の頑張りは認めるも、厳しく言えば一流とは程遠い。無類のミュージカル好きには垂涎の作品なのかもしれませんが、人生を斜に構えた私は、残念ながらこの作品に夢もロマンも感じる事は出来ませんでした。正に、『だから、それがどうした』です。





新進気鋭のデイミアン・チャゼル監督は、この『ラ・ラ・ランド』の資金を稼ぐ為に前作『セッション』を撮ったらしいのですが、私は『セッション』の方が映画としては数倍面白いと思います。そうは言っても、明後日、この『ラ・ラ・ランド』は果たして幾つオスカーを獲るのか、興味深々です。


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  •   25, 2017 12:37
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