L'AVENIR / THINGS TO COME…未来よ こんにちは…

未来
監督:ミア・ハンセン=ラヴ
キャスト:イザベル・ユペール、アンドレ・マルコン、ロマン・コリンカ、エディット・スコブ、サラ・ル・ピカール、ソラル・フォルト、エリーズ・ロモー、リオネル・ドレー、グレゴワール・モンタナ=アロシュ、リナ・ベンゼルティ






(allcinema映画データベースよりコピペ)
「あの夏の子供たち」「EDEN/エデン」のミア・ハンセン=ラヴ監督がイザベル・ユペールを主演に迎えて贈る大人の女性のドラマ。仕事にプライベートに充実した日々を送っていた50代後半のヒロインが、突然訪れた孤独の日々に戸惑いつつも、現実を前向きに受け止めてしなやかに凛々しく生きていく姿を描く。第66回ベルリン国際映画祭銀熊(監督)賞受賞作。
 パリの高校で哲学を教えている50代後半の女性ナタリー。夫は同じ哲学教師で、子どもも2人いて、どちらもすでに独立していた。ひとり暮らしをしている年老いた母のことは気がかりだったが、それなりに充実した日々を過ごしていた。ところがある日、結婚25年目にして夫から“好きな人ができた”と告白され、唐突に離婚を告げられる。すると今度は母が突然の他界。長い付き合いだった出版社との契約も、時代に合わないからと打ち切りに。ふと気づけば、完全に一人きりになってしまったナタリーだったが…。






邦題は『未来よ、こんにちは』と融和的ですが、内容はもう少し突き放した印象で、個人主義の強いいかにもフランスっぽいクールなお話でした。オリジナルタイトルはシンプルに"Avenir(未来)' 。実に客観的で、作品の内容を上手く表現していると思います。邦題って、どうしてこうも作り込もうとするのか。。。

高校の哲学教師であるヒロインは不意に訪れた自由と孤独を務めて冷静に受け止めようとします。しかし直面する現実に激しく揺り動かされる彼女の姿は、哲学教師としての客観性と激しく矛盾し、そこに目を向けるかつての教え子の言葉が厳しく突き刺さる。
もちろん、相互に信頼を寄せる事は大切だけれども、根本的にはやはり人間は孤独なのねと改めて教えてくれる、超現実的なお話でした。一旦は惑うヒロインも、キチンとより戻され新たなフェーズで生きる術を得る。同じ様な立場にある私には、なかなか興味深い作品です。
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  •   29, 2017 01:18
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