CAPTAIN FANTASTIC…はじまりへの旅…

はじまり
監督:マット・ロス
キャスト:ヴィゴ・モーテンセン、フランク・ランジェラ、キャスリン・ハーン、スティーヴ・ザーン、ジョージ・マッケイ、サマンサ・イズラー、アナリース・バッソ、ニコラス・ハミルトン、シュリー・クルックス、チャーリー・ショットウェル




(allcinema映画データベースよりコピペ) 
独自の教育方針の下、文明社会と隔絶された山奥の森で風変わりなサバイバル生活を送っていた父親と6人の子どもたちが、亡くなった母親の願いを叶えるために初めての都会へと旅に出るロード・ムービー。道中で様々な出会いや経験を重ねる中で芽生える子どもたちの戸惑いや父親の葛藤の行方をほろ苦くも心温まるタッチで綴る。主演は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン。共演にフランク・ランジェラ、キャスリン・ハーン、スティーヴ・ザーン。監督は俳優として活躍し、本作が長編監督2作目のマット・ロス。
 アメリカ北西部の山奥にこもり、大自然の中で自給自足のサバイバル生活を送るベン・キャッシュと6人の子どもたち。文明社会とは距離を置き、学校すら行かない子どもたちだったが、ノーム・チョムスキーを信奉する父親自らの型破りな熱血指導により、文字通り文武両道の優れた能力を身につけていた。そんなある日、数年前から入院生活を送っていた母親レスリーの訃報が届く。レスリーの家族と折り合いが悪いベンだったが、彼女の葬儀に出席するため、子どもたちちともに2400km離れたニューメキシコへ向け自家用バスを走らせる。そんな一家の最終目的は、仏教徒だったレスリーを葬儀の行われる教会から救い出し、彼女の最期の願いを叶えることだった。





哲学者プラトンの対話集『国家』に基づき、理想の生活を実践する親子に訪れる最大の危機。母親の死をきっかけに、現実社会との関わりに戸惑い傷つく様子を、時に滑稽に、時に切なく語ります。

親も子も非常に優れた能力と素質を備えているからこそ実現した特異な生活は、反社会反文明を謳うもののやはり矛盾は克服出来ず、母親の心の病という背景の元綻び始める。最大の過ちは、父親が自らの幼児性を自認しない事にあるのです。それはオリジナルタイトル "Captain Fantastic" にも示されています。

なんだかなあ、ほろ苦いとも違う、妙に心寂しい気分になる作品でした。夢見る父親と現実を直視する母親。実はこれって、親子の物語ではなく夫婦の物語なのかもしれません。。。
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  •   10, 2017 21:14
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