LA FILLE INCONNUE…午後8時の訪問者…

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午後8時
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
キャスト:アデル・エネル、オリヴィエ・ボノー、ジェレミー・レニエ、ルカ・ミネラ、オリヴィエ・グルメ、ファブリツィオ・ロンジョーネ




(allcinema映画データベースよりコピペ)
「息子のまなざし」「サンドラの週末」のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督が、一人の身元不明少女の死の真相を探る若い女医を主人公に描くヒューマン・サスペンス。少女の死に責任を感じ、その足取りを辿る中で自らも思いも寄らぬ危険に巻き込まれていくヒロインの運命を、現代の様々な社会問題を背景にスリリングに描き出す。主演は「水の中のつぼみ」「メゾン ある娼館の記憶」のアデル・エネル。
 有能な若き女医ジェニー。今は小さな診療所勤めだが、間もなく大きな病院へ好待遇で迎えられる予定。ある晩、診療所の呼び鈴が鳴るが、診察時間は過ぎているからと、研修医ジュリアンがドアを開けようとするのを引き止める。翌日、警察が来て、近くで身元不明の少女の遺体が見つかったと知るジェニー。昨晩の監視カメラには、呼び鈴を鳴らす少女の姿が映っていた。あの時、ちゃんと出ていれば少女は死ななかった、と自分を責めるジェニー。罪悪感から携帯にコピーした少女の写真を手に、名前も分からない彼女の身元を突き止めるべく自ら聞き込みを始めるが…。




あちらこちらで良い評価を得ているので、それにフランス語作品という事で観て参りました。

少女の死をきっかけに、厚遇で迎えられる予定の職を辞し、多忙極める職場に留まった女性医師の姿が描かれていくのですが、はっきり言って、彼女の行動の一つ一つに私は全く同調できませんでした。そもそも、医師である主人公が少女の死に責任を感じる事に合理性を感じないし、贖罪の意識に動かされ人助けに奔走する自らの行動が社会正義に基づくと信じて疑わない思考にも違和感を感じる。誤解を恐れず言えば、医師であるという特権意識が全ての言動に無自覚のまま滲み出ているのです。

勇気を持って社会悪に踏み込む女性医師の善意の行動は全ての登場人物の心を溶かし、ひいては事件が無事決着するって...?はあ...?世の中の暗部に潜む矛盾はそんな単純なもんじゃないでしょうに...。リアリティを欠いた超生ぬるいストーリーに久しぶりにイライラしました。多分私の意見は少数派かもしれません、でもコレはだめだ。これじゃまるで、安っぽい二時間ドラマみたいだよー。







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