今月の美術館巡り

恒例、月末月初の東京歩き。今月は美術展三つを走破しました。




まずは、練馬区立美術館で開催中の『19世紀パリ時間旅行』へ。

クマのトピアリーがお出迎え。



区立美術館の展覧会でしょ、なんてタカ括ってたら、思いの外ボリュームが大きく内容充実の展覧会でした。
19世紀半ば、それまで無計画に膨張しつつあったパリは、オスマン知事によって大胆な都市計画が推し進められ一気に近代都市に生まれ変わった訳ですが、その開発以前の混沌としたパリの姿を古い文献から考証するという内容。
古地図あり、都市計画図あり、庶民生活を描いた絵画や書物あり、また当時の女性のドレスなども展示されたりと、タップリ二時間古き良きパリのの雰囲気を味わう事ができます。しかし、予想外に時間費やしヘトヘト。。。



それでも思い直して、予定どおりブリューゲルの『バベルの塔』を目指し上野の東京都美術館へ向かいます。

オランダ、アントワープにあるボイマンス美術館所蔵の16世紀ネーデルランドの絵画や美術品が数多く展示されていますが、メインは何と言っても『バベルの塔』。その展示方法には企画の意図が色濃く出ていて、期待が高まったピークに意外に小さな『バベルの塔』へ到達するという、巧妙な仕掛け。多分殆ど全員がその術中にハマるに違いありません。
本作品の4倍のスケールで描かれているもう一つの『バベルの塔』を観に、ウィーンの美術史美術館へ行かねばという思いも湧き上がりました。




日を改め、向かったのが新宿にある"東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館"。



新宿副都心の高層ビル群の一角、損保ジャパン日本興亜ビルの42階にあります。

新宿歌舞伎町辺りを見下ろしてみる。。。



フランスの地方都市にあるランス美術館所蔵のフランス絵画が、これまたたくさん展示されています。中でも注目なのが、レオナール・フジタこと藤田嗣治が手がけたフジタ礼拝堂の壁画に纏わる作品の数々。まさにフジタがイッパイで、これまたランスに行かねばという想いの募る美術展でした。


今回は、まるでヨーロッパを駆け巡るような美術展巡りでした。








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  •   31, 2017 20:00
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