TRUMAN…しあわせな人生の選択…

選択
監督:セスク・ガイ
キャスト:リカルド・ダリン、ハビエル・カマラ、ドロレス・フォンシ、エドゥアルド・フェルナンデス、アレックス・ブレンデミュール、ホセ・ルイス・ゴメス、ハビエル・グティエレス、エルビラ・ミンゲス




(allcinema映画データベースよりコピペ)
スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で作品賞を含む最多5部門を獲得した感動のヒューマン・ドラマ。病のために残りわずかな人生となり、身辺整理を始めた主人公が、古い友人の突然の訪問に戸惑いつつも、2人で愛犬の里親探しをしながら過ごす特別な4日間を、切なくもハートウォーミングに綴る。主演は「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリンと「トーク・トゥ・ハー」のハビエル・カマラ。監督は、これが日本初紹介のセスク・ガイ。
 スペインで俳優として活躍するフリアン。妻とは離婚し、大学生の息子とも離ればなれで、一緒に暮らしているのは愛犬のトルーマンだけ。ある日、そんな彼の自宅に、カナダから昔の親友トマスが突然やってきた。フリアンのいとこから彼の具合がよくないと聞いたからだった。実はフリアンは既に自らの運命を受け入れ、身辺整理を始めていた。そんな中、トマスは突然の訪問に困惑するフリアンにお構いなしに、勝手に4日間滞在すると決めてしまう。そしてフリアンの唯一の気がかりであるトルーマンの里親探しを手伝うトマスだったが…。






人生の終わりを諦観した主人公と彼を取り巻く人間模様を、丁寧に描く良作です。平板な語り口が感動狙いといった余計なバイアスを感じさせず、大袈裟ならない脚本と演出、演技に好感が持てます。

人生の終活は本来個人的な作業で、自己を客観視する事を求められます。間近に迫る死の恐怖と闘う主人公フリアンにとって、親友の突然の訪問は嬉しくもありながらも、反面、無神経な介入は受け入れ難いものでもあるはずです。
しかし、この親友トマスの立ち位置が実に良い。フリアンの内面を繊細に気遣い、付かず離れず静かに寄り添う。お互いが深い友情で結ばれている事を感じ取るエピソードが描かれる度に、私たち観る者にも深い感慨が刻まれます。
オリジナルタイトルとなっている巨大犬のトルーマンの演技が健気です。ラストで交わされる二人の会話に、このタイトルの意味が込められていました。




最後に一言。
残念ながら、日本映画の闘病モノってホント最悪。絶対泣かせるぞっつう意図がグロテスクな程露骨で、トレイラーが流れた瞬間に絶対見るもんか❗️と怒りに近い感情をいだかせる。ま、そうでなくても元々日本映画は見ないけど。とにかく、そういう薄っぺらな感動押し売り戦略はヤメにしたほうが良いんじゃない?

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  •   26, 2017 15:00
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