MISS SLOANE…女神の見えざる手…

女神
監督:ジョン・マッデン
キャスト:
ジェシカ・チャステイン エリザベス・スローン
マーク・ストロング ロドルフォ・シュミット
ググ・ンバータ=ロー エズメ・マヌチャリアン
アリソン・ピル ジェーン・モロイ
マイケル・スタールバーグ パット・コナーズ
ジェイク・レイシー フォード
サム・ウォーターストン ジョージ・デュポン
ジョン・リスゴー スパーリング上院議員




(allcinema映画データベースよりコピペ)
「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインが、目的実現のためならどんな手段も厭わない剛腕ロビイストを演じるポリティカル・サスペンス。政治を影で動かすロビイストに焦点を当て、銃規制法案を巡って対立する両陣営の熾烈な駆け引きの行方をスリリングに描き出す。共演はマーク・ストロング、ジョン・リスゴー、サム・ウォーターストン。監督は「恋におちたシェイクスピア」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」のジョン・マッデン。
 大手ロビー会社“コール=クラヴィッツ&W”で働くエリザベス・スローンは、手段を選ばない巧妙な戦略と妥協のない仕事ぶりで高く評価される花形ロビイスト。ある日、銃擁護派団体から新たな銃規制法案の成立を阻止してほしいと依頼を受けるが、これをきっぱりと断るエリザベス。その情報を聞きつけた小さな新興ロビー会社のCEO、シュミットから誘いを受けると、彼女は部下を引き連れ電撃的に移籍し、規制法成立へ向けた大胆かつ巧妙なロビー活動を開始するのだったが…。







私が、ロビイ活動、ロビイスト、という言葉を知ったのは、多分20年程前の事。独身のアメリカ大統領と彼の再選を目指す女性ロビイストの恋愛を描いた『アメリカン・プレジデント』という作品でだった。東京五輪誘致に成功した今でこそ、その役割について日本でも周知に至っているけれど、当時は情報も知識も殆ど無く、ふうん?へええ?と思った覚えがある。
しかし、アメリカでは今現在およそ3万人ものロビイストが居て、これもアメリカ映画から得た知識だけれど、リンカーン大統領が奴隷解放宣言に至る議会決議を得た裏で、既にロビイ活動が行われていたと知り驚いた。要するに、ロビイ活動はそれほどアメリカの議会政治に深く根付いているという事だ。

この作品で描かれる女性ロビイストは、秘密裏に集めたプライベートの情報収集メンバーを駆使し、敵どころか味方さえも欺き勝利へと突き進む。その原動力は成功への揺るぎない渇望と強烈な上昇志向と読み取れるけれど、最終盤に引き起こされる大ドンデン返し="激震(earthquake)"で見せる彼女の覚悟は、正しくプロ中のプロの心意気。はあ、お見事でした、言わざるを得ないものだった。

優れた脚本とキャストの熱演が成せる見事な社会派サスペンスとして、超お勧めの一本。

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  •   25, 2017 18:13
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