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DETROIT…デトロイト…

デトロイト
監督:キャスリン・ビグロー
キャスト:
ジョン・ボイエガ ディスミュークス
ウィル・ポールター クラウス
アルジー・スミス ラリー
ジェイソン・ミッチェル カール
ジャック・レイナー デメンズ
ベン・オトゥール フリン
オースティン・エベール ロバーツ准尉
ジェイコブ・ラティモア フレッド
ハンナ・マリー ジュリー
ケイトリン・デヴァー カレン
ネイサン・デイヴィス・Jr オーブリー
ペイトン・アレックス・スミス リー
マルコム・デヴィッド・ケリー マイケル
ジョン・クラシンスキー アウアーバッハ弁護士
アンソニー・マッキー グリーン





(allcinema映画データベースよりコピペ)
キャスリン・ビグロー監督が「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」に続いて再び脚本にマーク・ボールを迎え、1967年の“デトロイト暴動”のさなかに起きた衝撃の事件を映画化し、今なお続く銃社会の恐怖と根深い人種対立の闇を浮き彫りにした戦慄の実録サスペンス。黒人宿泊客で賑わうモールを舞台に、いたずらの発砲騒ぎがきっかけで、警察官に拘束された黒人宿泊客たちを待ち受ける理不尽な悲劇の一部始終を圧倒的な臨場感で描き出す。主演は「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のジョン・ボイエガと「メイズ・ランナー」のウィル・ポールター、共演にアルジー・スミス、ジョン・クラシンスキー、アンソニー・マッキー。
 1967年7月、デトロイト。黒人たちによる暴動が激化し、鎮圧に乗り出した軍や地元警察との衝突で街はまるで戦場と化していた。そんな中、運悪く暴動に巻き込まれ身動きできなくなった人気バンド“ザ・ドラマティックス”のメンバー、ラリーが宿泊していたアルジェ・モーテルで銃声が鳴り響く。それは黒人宿泊客の一人がレース用の空砲をふざけて鳴らしたものだった。しかし、それを狙撃手による発砲と思い込んだ大勢の警察官がモーテルになだれ込んでくる。やがて、偶然居合わせただけの若者たちが、白人警官のおぞましい尋問の餌食となっていくのだったが…。






テーマとなっている"デトロイト暴動"から50年を記念し、昨年アメリカで公開された本作。誰よりも"男前"な作品を撮る事で評判の女性監督キャスリン・ビグローが、アルジェモーテルで起きた悲劇的事件を再現映像化し、緊張感あふれる心理サスペンスとして仕上げている。

根深い人種差別意識のくすぶるアメリカでは、ちょっとした偶然が重なる事で互いの憤懣が吹き出し、取り返しのつかない悲劇へと繋がる。そこでは差別意識の根底にある怒りと疑念と恐怖のみが増幅し、当事者でさえもその混乱の元凶が何であったかを見失う。本作はそんな人間の狂気にスポットを当てており、見る者は独特の心理サスペンスの渦中に引きずり込まれる事となる。

が、しかし。。。
ビグロー監督が持つ本来の切れ味はここでは見られない。恐らく、当時の生存者が存命であり、また白人vs黒人という対立軸が一元的でないことが、彼女の潔さを鈍らせているのだろう。女性だからこそ醸し出せる理想的なオトコ臭さが彼女の持ち味だけれど、その手法で撮りこなすには、この社会問題は確かに手強い。ま、アカデミー賞にカスリもしなかったのも納得。。。
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  •   26, 2018 17:21
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