THE SECRET SCRIPTURE…ローズの秘密の頁…

ローズ
監督:ジム・シェリダン
キャスト: 
ルーニー・マーラ 若かりしローズ
ヴァネッサ・レッドグレーヴ 老年のローズ
ジャック・レイナー マイケル・マクナルティ
テオ・ジェームズ ゴーント神父
エリック・バナ スティーヴン・グリーン医師
エイダン・ターナー
スーザン・リンチ
トム・ヴォーン=ローラー
エイドリアン・ダンバー




(allcinema映画データベースよりコピペ)
「マイ・レフトフット」「父の祈りを」のアイルランドの名匠ジム・シェリダン監督が、同国の人気作家セバスチャン・バリーのベストセラーを映画化した大河ロマン。第二次世界大戦時のアイルランドを舞台に、40年間も精神病院に収容されていた老女のミステリアスの愛の物語を綴る。主演は「キャロル」のルーニー・マーラと「ジュリア」のヴァネッサ・レッドグレーヴ。共演にジャック・レイナー、テオ・ジェームズ、エリック・バナ。
 アイルランドの古い精神病院、聖マラキ病院。取り壊しが決まり、患者たちは新たな病院に転院することになるが、ただ一人老女のローズだけはここを動こうとしなかった。彼女は自分の赤ん坊を殺したとの罪で40年間もこの病院に収容されていた。そんなローズの問診をすることになったグリーン医師は、彼女が一冊の聖書に自らの人生を書きつづっていることを知り、彼女の語る過去に耳を傾けていく――。第二次世界大戦中、故郷の田舎町で暮らしていた若きローズは、男たちの注目の的だった。中でも神父のゴーントはしつこく付きまとっていた。そんな中、イギリス空軍に志願したことで裏切り者と白眼視されていた青年マイケルと恋に落ちるローズだったが…。





なんとも哀しい、そして鬱屈に満ちた作品です。ラストに明かされる奇跡の巡り合わせを、"感動"をもって受け入れる事ができるかどうかが評価の分かれ道。残念ながら、私にとっては、苦々しい想いだけが残る後味の悪いお話でした。

狭い田舎町にはローマカトリックへの盲信と植民地時代に根付いた反英感情が渦巻き、神父の教義を越えたヒロインへの固執が引き金となって、純粋に愛を求める若い男女を不幸に陥れる。そんな救いようのないヒロインの人生は、ヤワな奇跡だけで取り戻せるもんじゃなかろうに、嗚呼、なんて理不尽な…。半ば怒りにも似た感情が沸き上がり、作品の出来不出来を論じる以前に、当時の非人道的な社会に恐怖を覚えるに至ったのであります。

愛の物語というよりも、不幸な歴史を物語る社会を描いた作品ではないでしょうか。若きヒロインを演じたルーニー・マーラの美しさと、愛を信じる老女に扮するバネッサ・レッドグレーヴの静かな演技だけが救いです。。。

スポンサーサイト
  •   07, 2018 15:00
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment