MARK FELT: THE MAN WHO BROUGHT DOWN THE WHITE HOUSE…ザ・シークレットマン…

シークレットマン
監督:ピーター・ランデズマン
キャスト:
リーアム・ニーソン マーク・フェルト
ダイアン・レイン オードリー・フェルト
マートン・ソーカス L. パトリック・グレイ
アイク・バリンホルツ アンジェロ・ラノ
トニー・ゴールドウィン エド・ミラー
ブルース・グリーンウッド サンディ・スミス
マイケル・C・ホール ジョン・ディーン
ブライアン・ダーシー・ジェームズ ロバート・カンケル
ジョシュ・ルーカス チャーリー・ベイツ
エディ・マーサン CIAの男
ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ キャロル・ツシューディ
マイカ・モンロー ジョアン・フェルト
ケイト・ウォルシュ パット・ミラー
トム・サイズモア ビル・サリバン
ジュリアン・モリス ボブ・ウッドワード
ノア・ワイリー スタン・ポッティンガー





(allcinema映画データベースよりコピペ)
 1974年にリチャード・ニクソン米国大統領が辞任に追い込まれた“ウォーターゲート事件”で重要な役割を果たしたのが匿名の情報提供者“ディープ・スロート”だった。長年、その正体は謎に包まれたままだったが、事件からおよそ30年後の2005年、事件当時FBI副長官だったマーク・フェルトが、自分がディープ・スロートだと名乗り出た。本作はそのマーク・フェルトの自伝を基に、アメリカ史上最大の政治スキャンダルの知られざる内幕を明らかにした衝撃の実録ポリティカル・サスペンス。主演は「シンドラーのリスト」「96時間」のリーアム・ニーソン。共演にダイアン・レイン。監督は「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」「コンカッション」のピーター・ランデズマン。
 1972年、長年FBIに君臨してきたフーバー長官が亡くなると、長官代理にはニクソン大統領に近い司法次官のパトリック・グレイが異例の抜擢で就任する。自他共に次期長官と目されていた副長官のマーク・フェルトは大きな失望を味わう。そんな中、ワシントンDCの民主党本部に盗聴器を仕掛けようとした男たちが逮捕される事件が発生する。捜査に当たったフェルトはすぐにホワイトハウスの関与に気づくが、先手を打つようにホワイトハウスもグレイ長官代理を通じて捜査に圧力をかけてくる。これに反発するフェルトは、世論を追い風にニクソン大統領に迫るべく、マスコミに捜査情報をリークし始めるのだったが…。





このところ、アクション俳優としてのイメージが強いリーアム・ニーソンですが、私が彼を初めて見たのは、アイルランドの政治活動家マイケル・コリンズの伝記映画『マイケル・コリンズ』でのこと。その当時、アイルランドのセックスシンボルと謳われたリーアム・ニーソンは、主人公マイケル・コリンズを志高い活動家として演じておりました。まあ、アイルランド人にとってマイケル・コリンズは英雄だものね、当然といえば当然ですが、これが中々魅力的でして、私にとってリーアム・ニーソンはアクション俳優というよりは演技派俳優という位置付けにあります。

そんな彼が久々の社会派作品で主役を演じているのが本作品。この作品を理解するには、長年に渡りFBI長官を務めたジョン・エドガー・フーバーの所業や、アメリカ政治史の汚点とも言える"ウォーターゲート事件"の概略等々予備知識が必要となります。特に重要なのは、フーバーが命じた極秘の諜報活動により集められた政治家たちの非公式なスキャンダル情報(フーバー・ファイル)の存在で、これがマーク・フェルト氏の行動に大きな影響を与える経緯が本作で克明に描かれています。

彼が"ディープ・スロート"としてワシントン・ポスト紙に情報をリークしたのは、長官の片腕として諜報活動に関わった事への懺悔なのか、はたまた長官ポストを逃した絶望からの腹いせだったのか、その辺り、様々な葛藤を抱えつつ決断し行動する主人公をリーアム・ニーソンが熱演しており、見ごたえのある政治サスペンスでした。やはり彼には思慮深く悩む役が似合う。


今月末に後悔予定の『ペンタゴン・ペーパーズ』と合わせて、政治の闇の部分に切り込む話題作でもあります。なにかとお騒がせのトランプ大統領の政治に、疑惑と不安を抱く映画人達の面目躍如とも言えるかな。。。




スポンサーサイト
  •   06, 2018 23:30
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment