LUCKY…ラッキー…

ラッキー
監督:ジョン・キャロル・リンチ
キャスト:
ハリー・ディーン・スタントン ラッキー
デヴィッド・リンチ ハワード
ロン・リヴィングストン ボビー・ローレンス
エド・ベグリー・Jr
トム・スケリット
ジェームズ・ダーレン
バリー・シャバカ・ヘンリー ジョー
ベス・グラント
イヴォンヌ・ハフ・リー
ヒューゴ・アームストロング




(allcinema映画データベースよりコピペ)
 2017年9月に他界した「パリ、テキサス」などの名優ハリー・ディーン・スタントンの最後の主演作となる人生ドラマ。スタントン自身を思わせる一匹狼の偏屈老人が、風変わりな町の人々ととりとめのない日々を過ごしながらも、静かに死と向き合っていく姿をユーモアを織り交ぜしみじみとしたタッチで綴る。共演は映画監督のデヴィッド・リンチ、ロン・リヴィングストン、エド・ベグリー・Jr。監督は俳優で本作が監督デビューとなるジョン・キャロル・リンチ。
 神など信じない現実主義者のラッキー。90歳の彼はアパートにひとり暮らし。目覚めるとまずタバコを吸い、身なりを整えたら行きつけのダイナーに寄って、店主と無駄話をしながらクロスワード・パズルを解く。そんな一つひとつの日課を律儀に守り通して日々を過ごしてきたラッキー。しかしある朝、突然倒れたことをきっかけに、自らの人生の終わりを意識し始めるのだったが…。
 



本国アメリカでの公開2週間前に他界した、ハリー・ディーン・スタントン。彼が演じる孤高の老人ラッキーが、ひたひたと迫り来る死を前に独自の死生感を紡ぎ出す滋味深いストーリーです。

静かに日々のルーティーンをこなす日常は、価値観の齟齬や死の恐怖に掻き乱されるけれども、時に気色ばみ時に穏やかに語るラッキーを取り巻く人々の眼差しが、実に暖かいのです。彼は確かに”ひとり”だけれども、孤独ではない。誰しも一人生まれ、一人死ぬ。そして私達の死生は、真正面からカメラを見つめ、穏やかな微笑みを浮かべるラッキーのそれに重なっている。

主人公ラッキーの生き様と、主役を演じたハリー・ディーン・スタントンのリアルな俳優人生とが見事にシンクロする不思議な作品でした。彼の奏でるハーモニカとメキシコの唄が心を解してくれます。




スポンサーサイト
  •   05, 2018 22:30
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment