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SUBURBICON…サバービコン 仮面を被った街…

サバービコン
監督:ジョージ・クルーニー
キャスト:
マット・デイモン ガードナー
ジュリアン・ムーア ローズ/マーガレット
ノア・ジュープ ニッキー
オスカー・アイザック バド・クーパー
グレン・フレシュラー スローン
アレックス・ハッセル ルイス
ゲイリー・バサラバ ミッチ
ジャック・コンレイ ハイタワー
カリマー・ウェストブルック デイジー・マイヤーズ
トニー・エスピノサ アンディ
リース・バーク ウィリアム・マイヤーズ




(allcinema映画データベースよりコピペ)
コーエン兄弟の脚本をベースに、ジョージ・クルーニーが共同脚本と監督を務め、マット・デイモンが主演した異色のクライム・ドラマ。1950年代の一見平和なニュータウンを舞台に、住民たちの秘められた悪意が引き起こす2つの醜悪な事件の顛末をブラックかつオフビートなタッチで描き出す。共演はジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック。
 アメリカン・ドリームを絵に描いたような明るく平和なニュータウン、サバービコン。優しい父ガードナーと車椅子の母ローズ、彼女の双子の姉マーガレットとこの街に暮らす少年ニッキー。ある日、隣に黒人一家が引っ越してきて、周囲がにわかに騒然となっていく。そんな中、自宅に強盗が押し入り、不運にもローズが命を落としてしまう。やがてマーガレットが母親代わりとなり、ニッキーの面倒を見るようになるのだったが…。






人の心には必ず闇の部分があって、潜在的な差別意識もその一つ。平素、人種差別に限らず如何なる差別も絶対あってはならないと考えていても、何かトラブルに巻き込まれた時に思いもかけず隠れていた差別意識が剥き出しになって、トラブル自体よりも自身の偽善に狼狽えたりする。それだけ、センシティブな問題だって事だ。。。


そんなこんなを思うに、本作のメインストリームの裏で粛々と描かれる黒人排斥騒動は実に明快です。群集心理に乗じてエスカレートする白人の差別意識をここまで一面的にに表現する姿勢には悪意さえ感じられます。実話に基づいたエピソードとのことですが、差別ってそんな単純なものでないんで無いの?
一方で、本編である保険金目当ての殺人計画が次々と破綻していく顛末は、コーエン兄弟によるブラックな脚本の定石。”そして、誰もいなくなった…”ラストは既視感があるものの、双子姉妹を演じるジュリアン・ムーアとさもしい保険調査員に扮するオスカー・アイザックの怪演が見ものです。

Great America Againの旗印の元、拡がる社会分断の流れに一言物申すという挑戦的な作品のようですが、皮肉を込めたクライムストーリーと生真面目な主張をクロスオーバーさせるには、ちと無理がありました。残念ながら相乗効果を産んだとは言えず。リベラルな人権派、ジョージ・クルーニーの勇み足といったところでしょうか。。。
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  •   07, 2018 22:00
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