FC2ブログ

WIND RIVER…ウインド・リバー…

ウィンドリバー
監督:テイラー・シェリダン
キャスト:
ジェレミー・レナー コリー・ランバート
エリザベス・オルセン ジェーン・バナー
ジョン・バーンサル マット
グレアム・グリーン ベン
ケルシー・アスビル ナタリー
ギル・バーミンガム マーティン





(allcinema映画データベースよりコピペ)
 アメリカの辺境をテーマにした「ボーダーライン」「最後の追跡」の脚本で注目された俳優出身のテイラー・シェリダンがその“フロンティア3部作”の最終章と位置づけ、脚本に加えて自ら監督も務めて撮り上げた社会派クライム・サスペンス。ネイティブアメリカンの保留地を舞台に、法の支配が及ばない過酷な土地で発生した殺人事件の捜査に当たるFBIの新人女性捜査官と、その案内役を務める地元ハンターが辿る驚愕の顛末を、アメリカが抱える現実の社会問題を背景に、リアルかつ緊張感溢れる筆致でスリリングに描き出す。主演は「アベンジャーズ」でも共演している「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナーと「マーサ、あるいはマーシー・メイ」のエリザベス・オルセン。
 アメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地ウインド・リバー。ここで野生生物局の職員として活動している地元の白人ハンター、コリーはある日、雪の上で凍りついているネイティブアメリカンの少女の死体を発見する。彼女は亡くなったコリーの娘エミリーの親友ナタリーだった。やがてFBIから新米の女性捜査官ジェーンひとりだけがやって来る。検死の結果、ナタリーは生前にレイプされていることが判明する。犯人からの逃亡中に死亡したのは明らかだったが、直接の死因はマイナス30度にもなる冷気を吸い込んだことによる肺出血のため、FBIの増援を受けられないまま、ジェーンがひとりで捜査を続けることに。そこでこの土地に詳しいコリーに協力を要請、2人で事件の真相に迫っていくのだったが…。







雪に覆われる極寒の地で繰り広げられる、悲惨な事件の顛末を描いた『ウィンドリバー』。舞台となる保留地 Indian reservation には、不毛の大地に強制移住させられた先住民族の鬱屈が渦巻いている。生活の糧に乏しく若者の失業率・犯罪率も高い。
卑劣な殺人事件にも関わらず犯罪捜査権限の狭間で迷宮入り必須の状況を、正義感溢れる新人女性捜査官ジェーンが野生生物局職員コリーの協力を得て覆す…、というのが大筋のストーリーなのだけれど、このクライムサスペンスに、根深い社会問題と西部劇風活劇を織り交ぜた脚本が抜群に巧い。久しぶりに鮮烈且つ重厚な作品に出逢えたという感だった。

この二つの主要キャラクターを演じるのが、ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセン。そう、あのアベンジャーズのレギュラーメンバーだ。いずれも、アベンジャーズでの薄っぺらな存在感と打って変わり、今作では深みのある内向的な演技でウィンドリバーの抱えるやるせない現実をリアルに伝えている。客寄せ狙いの妙チクリンな恋愛沙汰を持ち込まないところも高ポイント。

目には目をという復讐劇で幕を閉じる結末に異論もあるかと思うけれど、強い者しか生き残れないという厳然たる自然のルールの元、下される厳罰と捉えればコレも有りかと。全ての面において厳しい、見応えのある良作だった。超オススメ。。。




スポンサーサイト
  •   27, 2018 20:09
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment