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Hell or High Water…最後の追跡…

最後の
監督:デヴィッド・マッケンジー
脚本:テイラー・シェリダン
キャスト:
出演:
ジェフ・ブリッジス
クリス・パイン
ベン・フォスター
ギル・バーミンガム
デイル・ディッキー
ケイティ・ミクソン
ケヴィン・ランキン
マリン・アイルランド




<映画. comよりコピペ>
家族の土地を守るため銀行強盗を繰り返す兄弟と、彼らを追う年老いたテキサス・レンジャーを描いたクライムドラマ。不況にあえぐテキサスの田舎町。タナーとトビーのハワード兄弟は、亡き両親が遺した牧場を差し押さえから守るため、連続銀行強盗に手を染める。慎重派のハワードが練った完璧な計画のおかげで兄弟は次々と襲撃を成功させていくが、刑務所から出所したばかりのタナーの無謀な行動のせいで次第に追い詰められていく。一方、定年を目前にしたテキサス・レンジャーのマーカスは、相棒のアルバートとともに事件の捜査に乗り出すが……。兄弟役を「インフェルノ」のベン・フォスターと「スター・トレック」シリーズのクリス・パイン、テキサス・レンジャーのマーカス役を「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジスがそれぞれ演じた。「ボーダーライン」のテイラー・シェリダンが脚本を手がけ、「名もなき塀の中の王」のデビッド・マッケンジーがメガホンをとった。







一応、私、記事を書く映画作品には一通りのルールを設けているのですが、その中でも唯一不可避の条件は映画館で観た映画である事。ハイ、もちろん、今や、ネット配信のコンテンツを自分の好きな場所好きな時間好きなスタイルで楽しむ…のが時流となっているのは充分承知しております。が、しかし、映画は映画館で鑑賞される事を大前提に製作されているので、日常から切り離された大画面で観るべきだというのが、私の揺るぎない持論でございます。どうぞ、古いタイプの人間と笑って下さいませ。どれだけ笑われても、この持論を変えるつもりは、毛頭ありません。

が、しかし、それでも、悩ましい問題が。それは何かと申せば、良作と評判高いにも関わらず、劇場公開されない作品が数多くあるという現実でございます。ハイ、もうこなると手も足も出ません。さすがの私も、残念ながらDVDのリリースを待つかネット配信を利用するかの二者択一に迫られる訳であります。

今作『最後の追跡』は正にその典型で、先の『ウィンドリバー』のテイラー・シェリダン監督が脚本を担った傑作との誉れ高い作品です。彼の辺境フロンティア三部作の一つと呼ばれる今作を、『ウィンドリバー』を見た勢いに乗り、遂にNetflixで自宅鑑賞してしまいましたとさ。。。



さてさて、この『最後の追跡』。舞台となっているのは、灼熱の太陽照り付けるテキサス州西部で、眩しい日差しに乾いた空気、落ち目の牧場経営がもたらす不景気の波と保守的な白人層によって受け継がれる西部魂、加えて先住民に対する根深い偏見と、何一つ明るいエピソードの見つからない鬱屈した社会が描かれます。
この辺り正に『ウィンドリバー』に通づるものがあるのですが、やはり降り注ぐ太陽光の効果なのか、はたまた、自ら武器を取り自警自衛を貫く荒ぶる魂のなせる技なのか、静かな語り口でありながらも社会問題を呈するアグレッシブな犯罪映画となっています。そして、決定的異なるのが、犯罪重ねるハワード兄弟が見出す微かな希望の光です。連綿と繰り替えされる貧困の連鎖を断ち切る為の彼らの行動には、許されるざるモノでありながらも、我々を納得させるだけの強い決意を感じます。

定年を間近に控えた高齢のテキサス・レンジャーを、飄々と演じる巧者ジェフ・ブリッジスが抜群に良いです。特に先住民出身の相方を人種ネタで弄る姿は軽妙なユーモアとそれでいて職務に対する矜持をも感じさせる。成る程のオスカーノミネーション‼️ こういう作品こそ、劇場公開してもらいたいよなぁ。。。
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  •   31, 2018 15:00
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