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PLEASE STAND BY…500ページの夢の束…


監督:ベン・リューイン
キャスト:
ダコタ・ファニング ウェンディ
トニ・コレット スコッティ
アリス・イヴ オードリー
リヴァー・アレクサンダー
マイケル・スタール=デヴィッド
ジェシカ・ロース
マーラ・ギブス
ジェイコブ・ワイソッキ
パットン・オズワルト
ロビン・ワイガート





ダコタ・ファニングが、大好きな「スター・トレック」の脚本コンテストに応募するべく、自作の脚本を手にハリウッドを目指す自閉症の女性を演じるハートフル・ロード・ムービー。共演にトニ・コレット、アリス・イヴ。監督は「セッションズ」のベン・リューイン。
 自閉症のウェンディは家族と離れて施設で暮らし、ソーシャルワーカーのスコッティの支援を受けて自立に向けて日々奮闘していた。そんな彼女は、自分の時間を使って大好きな「スター・トレック」の脚本執筆に勤しんでいた。パラマウント・ピクチャーズが「スター・トレック」の脚本コンテストを開催することになり、それに応募しようと考えていた。しかしようやく書き上げたものの、郵送では締切りに間に合わないと気づいたウェンディは、脚本を直接届けることを決意する。こうして翌朝早くに施設を飛び出したウェンディは、後をついてきた愛犬ピートをお供に、遥か遠くのロサンジェルスを目指して旅立つのだったが…。




天才的子役として名を馳せたダコタ・ファニングのワンマン作品です。

『スター・トレック』のTVシリーズに執着する自閉症のヒロインが、パニックの発作を起こした時に唱える言葉が"Please stand by"。これは、スタトレ・シリーズに登場する定番コマンドで、『そのまま待機』の意。そして、文字通りそのまま本作のオリジナルタイトルとなっています。この事だけで彼女が如何にスタトレに傾倒し、そして何故脚本コンテストに拘るかが伺えます。

しかし、ロード・ムービーの定石を盛り込んだだけのストーリーには必然性が感じられず、いかにも表層的です。結局のところ、自閉症の女性の成長を描きたいのか、スタトレへの執着ぶりを描きたいのか、それとも姉妹愛を描きたいのか、焦点が定まらず散漫な印象だけが残る事となりました。おそらく、制作サイドの自閉症への理解が足りないのが原因です。というか、それだけセンシティブなテーマなのですよ、これは。

美しく成長したダコタ・ファニングがそこそこ頑張っているだけに、チト残念です。


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  •   21, 2018 17:53
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