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VISAGES VILLAGES / FACES PLACES…顔たち、ところどころ…


監督:アニエス・ヴァルダ JR
出演:アニエス・ヴァルダ JR






(allcinema映画データベースよりコピペ)
 「落穂拾い」「アニエスの浜辺」のベテラン監督アニエス・ヴァルダが、54歳年下の若者JRと旅に出た。JRは世界各地の様々な場所で、そこに住む人々を撮影した巨大ポートレートを壁に貼るプロジェクトで注目を集めるアーティスト。2人はJRのスタジオ付きトラックに乗り込み、行き先も決めぬまま、フランスの田舎を巡っていく。本作は、そんな2人が行く先々で出会う村人たちと、アートを通して触れ合っていく自由気ままな旅を見つめたハートウォーミング・ロードムービー・ドキュメンタリー。





ドキュメンタリー映画は大概の場合扱うテーマがシリアスで、様々な現実に気付かされると同時に、その分気持ちが折れる事も多い。それだけ力強い主張に満ちているのでしょう。その点、本作は静かに淡々とアートの持つ力を描いているので、心穏やかに見る事が出来ました。

88歳の女性監督アニエス・ヴェルタの事も、34歳のアーティストJRの事も詳しく知りませんが、何より二人が無類の人間好きで、其処に嘘偽りがない事がヒシヒシと伝わってきます。その場で撮ったポートレート写真を外壁いっぱいのサイズに引き伸ばし、彼らの生活の場所、正しく其の場所に貼り付ける。出来上がった作品は、人間が地に足を付けて生きる生き物である事を、改めて教えてくれる見事なアートとなるのです。
時として有機的な繋がりに絡め取られる事を疎ましくも思うのですが、そんな邪心を洗い流してくれる素敵なドキュメンタリーでした。老人を心から敬う若者JRに脱帽です。
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  •   28, 2018 23:00
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