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ALL I SEE IS YOU…かごの中の瞳…


監督:マーク・フォースター
キャスト:
ブレイク・ライヴリー ジーナ
ジェイソン・クラーク ジェームズ
ダニー・ヒューストン ヒューズ医師
ウェス・チャサム ダニエル
アナ・オライリー カーラ
ミケル・フェルナンデス
イヴォンヌ・ストラホフスキー





(allcinema映画データベースよりコピペ)
 目が見えなかった美しい妻が、手術によって視力を取り戻したことで、これまで献身的に支えてくれた夫との関係に変化が生じ、次第に夫婦の溝が深まっていくさまをミステリアスなタッチで描いた心理サスペンス・ドラマ。主演は「ロスト・バケーション」のブレイク・ライヴリーと「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のジェイソン・クラーク。監督は「007/慰めの報酬」「ワールド・ウォー Z」のマーク・フォースター。
 タイのバンコクに暮らすジーナ。子どもの頃に交通事故に遭い視力を失ってしまったが、今は優しい夫ジェームズに支えられ、幸せな日々を送っていた。そんな中、ジーナは角膜の移植手術を受け、右目の視力を取り戻す。ジーナは感激しながらも、初めて見る夫の姿に少しだけ失望する。やがて髪をブロンドに染め、見違えるように美しくなっていくとともに、毎日を積極的に楽しむようになっていくジーナ。対照的に、自分から離れていく彼女に不安と疑念が膨らんでいくジェームズだったが…。





目が不自由だと、それを補う為に他の感覚、聴覚・味覚・嗅覚・触覚が発達するであろう事は想像できます。特に、音に対する感覚と肌に触れるものへの感覚は想像力をかきたて、例え目が見えなくても豊かな感性が養われる。本作の冒頭ではそんな様子が官能的に描かれ、ちょっと面食らいました。成る程、レイティングがR15+っつうのはこういう事だったのね。。。

視力を取り戻し自我を目覚めさせた妻を持て余す夫と、ベールを纏っていた現実が露わになり苛立つ妻。其々に見つめる方向が行き違うために起こる摩擦は、遂には埋めようのない齟齬を生む。
オリジナルタイトル "All I see is you" は夫の心情を現している様にも見えますが、実は妻の本心を語っているのです。彼女が虚実丸ごと自分を受け入れ理解してくれている事を知った時の夫の衝撃は、彼自身の在り方を打ちのめす。ひいーっ!女の底力が強烈ですね。おそらく彼女は、これからも力強くしたたかに生き抜いていくのでしょう。でもこの結末は実に後味が悪い。


マーク・フォースター監督はオールラウンドプレイヤーに見えますが、どのスタイルの作品にも実はコアな叙情性を含ませています。ちょっと苦手なタイプだな。。。


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  •   03, 2018 23:30
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