BAARÌA…シチリア!シチリア!…

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『ニューシネマパラダイス』『海の上のピアニスト』などで知られる、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の新作『シチリア!シチリア!』。オリジナルタイトルの“BAARÌA"は、シチリア訛りで、物語の舞台となったシチリアの田舎町バーゲリアの意。音楽はもちろんエンニオ・モリコーネ。

映画の内容は、貧しい羊飼いの次男ペッピーノの半生を通して1930年代~1980年代のシチリアの歴史を語るもので、貧困、戦争、マフィア、政治活動に翻弄されながらも、たくましく生き抜くシチリアの人々が熱く描かれている。そこには、監督自身の故郷への強い愛情が満ち溢れていて、モリコーネの音楽がそれをさらに増幅させる。う~~ん、まさにトルナトーレの真骨頂ですなぁ。

ただし、この一大叙事詩。終盤で、ある一つのエピソードに回帰するけれど、それが普遍的テーマに昇華しきれない点がちょっと残念。そのため、長尺のせいもあってか、いささか散漫な印象を受ける。

それでもシチリアの太陽・空気・土のすべてを味わう事ができるし、主役のフランチェスコ・シャンナがリチャード・ギアにちょっと似ていたり、イタリアの至宝と呼ばれるモニカ・ベルッチが、とんでもないチョイ役でワンシーン出てたりと、様々な意味で観る値打ち有り!と思う。

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  •   26, 2010 18:52
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