Lang Lang Piano Ricital…ラン・ラン ピアノリサイタル…

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天才少年として鮮烈デビューして以来、世界的に活躍中の中国人ピアニスト、ラン・ランのリサイタルに行ってきた。最近では、北京オリンピックの開会式で演奏したり、映画版『のだめカンタービレ(前・後編)』のピアノ演奏吹き替えをしたりと、クラシックファン以外にもその名前を知られるようになっている。
演奏の内容はとにかく、その大仰な演奏振りでもかなり有名。ま、賛否両論あるピアニストだけれど、一度は聴いておこうと思って出掛けた。


プログラムは、

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第3番 ハ短調op.2-3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調op.57「熱情」 
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アルベニス:「イベリア」第1集「エボカシオン」「港」「セビーリャの聖体祭」
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調op.83「戦争ソナタ」

(アンコール)
ショパン:練習曲op.25-1「エオリアンハープ」
ラフマニノフ:前奏曲ニ長調op.23-4


で、感想だけれど、かなり上手いです。天才と称されるにも納得。おそらく天賦のものと思われるその音色は限りなく明るく、一点の翳り無し。細部にわたりコントロールされたディナミークもすばらしい。特に、プロコフィエフは圧巻。

でも、……誤解を恐れず言わせてもらうと、残念ながら思想が感じられない。そうなんです、演奏家というよりもパフォーマーといった風情。哲学的内省的な演奏を好むワタシには、彼のピアノはイマイチ響きませんでした。かなり個性的なステージマナーもちょっと好きになれないなぁ。


要するに、これは個人的な好みの問題。見事な演奏に、満席の会場は興奮の嵐でした。


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  •   17, 2011 10:10
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