The King's Speech…英国王のスピーチ…

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監督:トム・フーパー
出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、ガイ・ピアース、マイケル・ガンボン、ジェニファー・イーリー、ティモシー・スポール


日本時間で明日(2/28)午前に始まる第83回アカデミー賞授賞式。オスカー候補の呼び声高い『英国王のスピーチ』を公開初日に観た。こちらは期待ワクワクだったけど、客席はガラガラでいささか拍子抜け。ま、確かに名優ぞろいのキャスティングとはいえ、日本ではコアなファンしか居ないわね…。

内容は、現イギリス女王エリザベスの父君ジョージ六世の吃音障害克服の物語。
英国王ジョージ五世の次男アルバートは、ヨーク公(His Royal Highness The Duke of York)として地味な公務を果たす日々を送りつつ、妻エリザベスの助けを借りながら吃音障害の克服に努めていた。ところが、兄王エドワード八世がシンプソン夫人との結婚のために、あっさりと退位してしまったがために、期せずしてアルバートはジョージ六世として即位することとなる。人前でのスピーチを最も苦手とする彼は、苦悩の末…。

ワタシのイチオシ主役のコリン・ファースが素晴らしいです。吃音に苦しみながら、より良き国王たらんと忍耐強く努力を重ねる姿は胸をうつ。一方で、王室の一員としてのプライドを振りかざし欠点だらけの人間性をもさらけ出す。その上品かつ繊細な佇まいで複雑な国王像を丁寧に表現する彼の演技力はまさしく本物。多分彼自身、すごく複雑な人なんだと思う。
さらに、相手役のオーストラリア人言語療法専門家を演じるジェフリー・ラッシュ、妻エリザベス役のヘレナ・ボナム・カーターの二人が、情感込めた演技で映画に奥深さを加える。ホントおもしろいわぁ。


加えて、ナチスドイツとの開戦エピソードを交え英国王室の在り方に触れるあたり、イギリス映画の英国王室との距離のとり方が興味深い。虚実交えて王室をエンタテイメントのネタにしちゃうイギリス人って、やっぱり凄い!




さて、明日のオスカーレース。作品賞は『ソーシャル・ネットワーク』か『英国王のスピーチ』か…、それともダークホースの『トゥルー・グリット』?主演男優賞は、コリン・ファースで決まりだな。


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こんなポスターもあったよ
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  •   27, 2011 12:00
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