A SERIOUS MAN…シリアスマン…


監督:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン
出演:マイケル・スタールバーグ、リチャード・カインド



2009年アカデミー賞の作品賞・脚本賞候補『シリアスマン』が、今年ようやく日本公開。見れば納得、コーエン節爆裂のブラックコメディ映画だった。

舞台は1967年のアメリカ中西部ミネソタ州郊外。常に善き人あらんと誠実に生きてきたユダヤ人の大学教授が、次々に巻き起こる不運と不幸に翻弄される姿をシニカルに描くこの映画、ポイントはコーエン兄弟のルーツのユダヤ人コミュニティにある。
かなり自虐的なエピソードが積み重ねられるが、なぜか厭味に陥らずユダヤ教に全く無関係なワタシも思わず苦笑。超真面目な主人公の“シリアスマン”には、ラストに更なる不運が暗示されるだけで、オチは無し。人生は厳しいか、はたまた哀しいか…、ユダヤの神は何を語らん?相変わらずの奥深い演出だった。


コーエン兄弟の作品は、ここ数年ワタシにとって殆どハズレ無し。オスカーは逃したけれど、3/18公開の『トゥルー・グリット』にもかなり期待してます。


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  •   01, 2011 23:30
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