The Killer Inside Me…キラー・インサイド・ミー


監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:ケイシー・アフレック、ジェシカ・アルバ、ケイト・ハドソン、ビル・プルマン



ジム・トンプスンの傑作犯罪小説『おれの中の殺し屋』を、マイケル・ウィンターボトム監督がケイシー・アフレックを主役に据えて映画化した『キラー・インサイド・ミー』。1950年代、テキサス州のとある田舎町を舞台に、好青年と評判の保安官が、街はずれに住む売春婦とのかかわりをきっかけに、密かに封印していた殺人衝動を目覚めさせ恐るべき凶行を重ねていく様を描いていく…。


とにかく主役のケイシー・アフレックが凄い!得体の知れない殺人衝動を爆発させ見る側を恐怖に陥れるその演技には、理屈抜きで拍手を贈りたい。役者として完全に兄のベン・アフレックを超えましたね。ブラビ映画『ジェシー・ジェームズの暗殺』でもそうだった様に、この人、内省的な人物描写に長けていて実に魅力的な俳優さんですヮ。
それに加えて、売春婦役ジェシカ・アルバの汚れ具合と婚約者役ケイト・ハドソンの崩れ具合がリアリティに満ちていて、映画に深みを添えている。キャスティングが見事に大当たり!といったところか…。


映画としては、肝心の心理学的エピソードに説明不足な点があったり謎解き手法に既視感を覚えたりと、詰めの甘さがあるけれど総じては◎。殺人場面のグロ描写に耐えられる方に限りおススメです。


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  •   24, 2011 18:00
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