CHLOE…クロエ…

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監督:アトム・エゴヤン
キャスト:ジュリアン・ムーア、アマンダ・セーフライト、リーアム・ニーソン
言語:英語


奇しくもR-15指定作品が三作続いちゃいました。フランス映画『恍惚(2003)』の英語版リメイク『クロエ』。大学教授の夫の浮気を疑う産婦人科医の妻が、偶然知り合った娼婦クロエに夫を誘惑するよう依頼し、その一部始終を自分に報告させる…。これだけでもかなり倒錯した設定だけれども、物語はさらに中年女性の心の襞に立ち入り、どうにも解きほぐすことの出来ない妖しい闇に堕ちていく。

まさに女性版ミッドエイジ・クライシスを描く大人の官能映画です。こんな映画は、若者が見てはいけません。多分観てもまったく理解不能と思います。妻役のジュリアン・ムーアのたそがれ(黄昏)た演技が真に迫り、こちらの気持ちをも哀しくさせるし、久しぶりにアクションの無いリーアム・ニーソンは、等身大の中年男性を誠実に演じて好感がもてる。この映画、演ずるにも観るにもある程度の年齢を重ねる事が必要かと。

しかし、意外に良かったのが娼婦役のアマンダ・セイフライト。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの若手女優は、見事演技派に変身しましたね。“マンマ・ミーア”の娘役イメージを完璧にぶち壊し、映画をグッと官能的で美しいものに高めたと言いたい。




実は、序盤で筋立てが読めてしまい、こりゃ大変な破滅型映画になる???と心配したけど、オチは意外にご都合主義的だった。ピアニストの卵である息子も含めて、この超リッチな家族は幸せな日常を取り戻したのか?……、謎です。








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  •   08, 2011 19:00
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